新しい考え方のようで、実は昔から大事にされてきた考え方
10月20日の記念日【リサイクルの日】
日本リサイクルネットワーク会議と地域交流センターが1990年に制定しました。日付は語呂合わせで「ひとまわり(10)ふたまわり(20)」と読めることからきています。この記念日が後に、国の省庁でも推進することになる10月の『リサイクル推進月間』に発展し、それは、さらに現在の「リデュース・リユース・リサイクル推進月間」となったそうです。
10数年勤めている小学校のある自治体は、『環境首都宣言』でも有名な北九州市で、
子ども達とも折につけて、リサイクルの話などをする機会が多いです。
お家での生活の中に、3Rは自然に取り組まれていて、子どもたちはそれが当たり前であるように、
ゴミの分別のことや、リサイクルについて話ができます。
よりよく生きる定義が時代とともに変わっていく中で、
実は変わらない価値であったりもする『リサイクル思考』。
丈夫な容器はまた使えばいい。ゴミに出すならひと手間素材ごとに分別すれば、
その素材は、再び製品にして使用することが出来る。
こうした考え方は、日本に昔からある「もったいない思考」にも通じるところがあるように感じます。
資源が有限であるからこそ、発達した技術で、リサイクルを活用していく。
これからの時代に持ち合わせておかねばならない考え方は、
昔から人々の間で大事にしてきた考え方と変わらないような気がします。