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2023年10月21日
沢山自転車で走り回った土曜日。
秋晴れの快晴は、運動会日和で、
先週長女ちゃんの文化祭を見に行かせてもらった親友の、
今度は、長男くんの小学生時代最後の運動会を見に、
自転車をこいで長男くんの学校まで出かける。
ようやく、保護者2名縛りなどもなくなり、運動会らしい運動会ができるようになっていた。
全校児童での大玉おくりや、複数人で作るピラミッドなど、
コロナ禍では、徹底して排除されていた、多くの他者と触れ合う競技が、
大盛り上がりで行われていると、やはり、昨年までの3年間が如何に異常な事だったかわかってくる。
やっと運動会も戻ってきたなとしみじみ感じた。
そうしてグルーっと大きく自転車をこいで帰ると、今日は夕方から一度眠ることに。
睡眠の準備は夜に動くからだ。
お目当ては、こちらも4年ぶりに再開される、地元の八所宮の「秋季大祭」の初日。
神様が田畑へ御下りされる行列儀式。
厳かで風雅で、賑やかしく。歴史が紡がれてきた行列は、立派な針葉樹林に囲まれた階段を、ゆっくりと進んでいく。
22時から始まる行列を観覧するために、しっかり眠った。
オリオン座流星群が流れるのを見ながら、八所宮に着くと、
行列がちょうど境内から御下りし始めていて、
まるっと最初から最後まで観覧することができた。
思い思いに周りの人も撮影などして楽しむ中、
大声をわざとに出して悪目立ちをする若者男子の集団が瞬間気勢を上げて行列を妨害する行為を取ったのが聞こえてきたが、
行列を為すのは、だいぶいかつい男たちなので、
直後にしょぼくれて隅っこの方に消えていったのを見るにつけ、
おそらく説教くらったのだろう事が伝わってきた。
それくらいで済ませてもらえてラッキーだったなと感じた。
ともあれ2時間ほどの行列での御下りが終わると、すっかり夜も更けっていて。
風に当たる足がだいぶ疲れているのが伝わってきた。
自分のために体を疲れさせていることが、とても気持ちがいいなと感じながら、
素敵なお祭りを観戦できてよかったなという思いで、満足しながら家路につく。
秋らしい、行事尽くしの土曜日は、とても贅沢な時間だなと感じた。