シンプルな上にインパクトもある
1月27日の記念日【国旗制定記念日】
明治3年の1月27日に、明治政府が、商船規則を布告し、日の丸を国旗とすることと、そのデザインの企画を示しました。その事を記念して、国旗協会さんにより記念日が制定されたとのことです。
そもそもは誰がこのデザインを?と言う事については、幕末が大好きな自分としては、やはりそこは島津斉彬さんと即答してしまいます。当時四賢候と言われた、幕末から維新の時代の変遷に大きく関わり、影響を与えた薩摩藩のお殿様は、外国の船が往来するようになった海路事情、海軍事情から、日の丸をデザインし船に掲げたというエピソードを、史実だといいなと受け止めています。
やはり150年以上前になり、ごたごたした時代。太政官布告などは記録にあれど、採用されたその旗は誰が?となると諸説あるので、そうだといいなという期待も込めますが、
日の丸、凄い旗だと改めて感じるのは、他の国の国旗と並んでみた時です。国旗にはそれぞれその国の歴史や、立国の際の願いなどが込められています。そう言う意味で日の丸には、国民には、わかりやすく強いインパクトを伝え、一方で当時の世界情勢の中「世界の中で日本はどうとらえられているか」という国際感覚を、最もシンプルで最も強烈に表しているように見えるのです。
国旗として掲げられて約150年、日の丸はこれからも日本の旗として、はためき続けます。