思わずウキウキしてしまう言葉の響きに
6月12日の記念日【バザー記念日】
1884年の6月12日、鹿鳴館で、日本初のバザーと言われる催しが開かれました。婦人慈善市と呼ばれたこのバザーは、上流階級の女性たちが手工芸品を持ち寄って開いたもので、3日間の開催期間に1万2千人が来場したと記録されているとのこと。
バザーという言葉はなんだかウキウキしてきます。普段はキュッと占めている財布のひもゆるんでしまい、何だか自分で見つけた掘り出し物感覚になって、いい買い物をしたなぁという気分にさせられます。
今では日常に聞くバザーという言葉ですが、日本初のと言われる今日の記念日の由来になったバザーから、時間を経て様々な進化を遂げているように感じます。
例えば、それぞれの地方や外国の物産展などもバザーの進化系。大きな公園などで行われるフリーマーケットなどもそんな気がします。またネットが普及している時代のフリマサイトやショッピングサイトなども、画面一つで見れるバザーに出会える空間です。
通常の値段ではもう一つ、高い買い物をしてしまったなと感じるとき、バザーを狙ってなどという人も少なくないように、バザーはやはり買い手にとっても売り手にとっても、ウキウキしてしまうもので、そんなバザーで思い切り買い物ができると楽しいだろうなぁと、節約中の自分などは思いめぐらせてしまいました。