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最前線で真摯に関わり続ける姿は、尊敬と感謝の気持ちしかありません。

5月12日の記念日【国際看護師の日・看護の日・ナイチンゲールデー】
国際看護師の日は、国際看護師協会によって1965年に制定されました。日本国内では、1990年に「看護の日の制定を願う会」によって提出された要望書を受けて、当時の厚生省によって制定された記念日です。ナイチンゲールデーは、赤十字社によって1920年に制定された歴史のある記念日で、この三つの記念日の由来は、近代看護の基礎を築きたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日からきています。

国内でも国際的にも記念日にされている日はあまりありません。それだけ、世界中の病人けが人にじかに接して24時間体制で看護し続ける、看護師さんという仕事は、尊敬されるべき仕事だという表れだと感じました。

療養生活の間、昨年の年末年始には寝返りも打てないほどの寝たきりの状態で入院したのですが、その際、自分では何にもできなくなった中で、誰に助けられたか。医療従事者と一言ではくくれず、やはり看護師さんに助けてもらった恩は一番大きく感じています。看護師さんたちは「仕事だから気になさらずに。」と笑顔で接してくれていましたが、自分では何にもできない状態になった側からすると、そのお世話の一つ一つがなければ生きていけない状態だったので、生かしてくれた人たちという思いしかなく、体が動くようになって思ったのは、自分にこの仕事ができるだろうかという思いでした。お世話になった病院の看護師さんたちはもちろんのこと、世界中の病気やけがの人のところに、今こうして言葉を綴っている間も感押し続けてくれている看護師さんがたくさんいらっしゃって、その一人一人の方にただただ感謝と敬意の想いしかわいてきません。

コロナ禍になって、関わり方の警戒態勢も上がってしまった中でも、懸命に患者さんに寄り添い続ける多くの看護師さんたちが、笑顔で働ける毎日になるように願うばかりです。

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