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daraz
世界を創る真理を、楽しく学べたら
10月23日の記念日【化学の日】
日本化学工業協会・日本化学会・化学工学会・新科学技術推進協会の4団体が、2013年に制定した記念日です。
由来は、アボカドロ定数にある10の23乗からきています。
化学の発展はそのまますなわち科学の発展である。という言葉を耳にしたことがあります。
それくらいに化学というものは、様々な事象に関わっているものであり、
この世界の心理に、最もクレバーに迫っていく学問だと思います。
そんな化学ですが、僕自身は高校時代に、もう、本当にギブアップで、途中で文転した際に、やっとあの呪文だらけの勉強から解放されると、そればかりを喜んでしまっていました。
しかし、いざ学校の先生になってから、化学分野のことを、自分と同じようにわけわからないから無理と子ども達に思わせないように、
楽しく教えていくことがとても重要だということがわかってきました。
小学校で原子の勉強を頭に入れておくか否かで、その後の理科の面白さは大きく変わる。
化学への抵抗感も大きく変わる。だから僕は、出会った子ども達にできるチャンスがあれば、
原子の勉強を伝えるようにしています。
「この世界は小さな粒で出来ているんだよ。」
子どもたちがこれから作る未来が発展していくために、
僕と同じ気持ちで化学を敬遠してしまう事の無いように。
頑張らねばなりません。