2023年10月10日
水蒸気が蒸し器から出てくるような形で彩り薫るすじ雲と、濃い青空のマーブル模様が、
夏の熱いそれとは全然違って見える、半袖だとクーラーの効いた部屋よりも肌寒い空気の朝の空。
暑がりな自分には、ようやくきたこのすっきり涼しい通勤時間に、
お日様が照っていても全然暑く感じないので、ウキウキしてしまった。
ウキウキ気分のまま職場に到着すると、
ニュースの報道を地で行くような現状で、
学級閉鎖が3学級、担任を受け持つ先生が3人熱でお休みという状態で、
代替要員の僕らのチームは総出でお休みの先生の代わりにクラスに入ることになった。
久々の二年生、これまでも補助要員で、捜索隊で、関わっていることの多いクラスに、今日から3日間はいることになった。
子ども達にいつものように、先生の大事にしていることを話して一日が始まる。
子ども達の真っ直ぐな目は、秋の空よりも澄んでいるように感じた。