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ストイックで、儚くて、美しい詩

8月19日の記念日【俳句の日】
正岡子規研究家で、自身も俳人の坪内稔典らによって、1991年に制定されました。由来は語呂合わせからです。また、同日は【俳句記念日】としても制定されていて、こちらは俳句作家の上野貴子氏が主宰する「おしゃべりHAIKUの会」によって、制定されたものだそうです。

俳句の日・俳句記念日どちらにしても目的は、より俳句に親しんでもらい、

俳句の奥深さや季節感などに触れてもらいたいという思いから声が上がった記念日のようです。

俳句という世界一短い詩ともいわれるこの綴り言葉は、

17文字で、その瞬間の感動をどれだけ印象的に、それでいて写実的に表せるか、

そういった美しさに溢れています。

5・7・5のリズムを楽しみながら、気持ちの赴くままに作れる川柳の親しみやすさとはまた違う、

その瞬間を17文字にどれだけ詰め込めるか、という真剣勝負の詩のようにも感じます。

言葉にできないほどの感動を、沢山の言葉を並べるのではなく、

17文字で表現し尽くす。この緊張感のある素敵な文化に、

触れてみる日にしてもいいかもしれませんね。


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