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多くの生き物のよりどころ、それは人間にとってもおんなじで。
10月8日の記念日【木の日】
日本木材青壮年団体連合会が1977年に制定しました。由来は漢字の【木】が、同じく漢字の十と八を合わせるとできることからとのこと。身近にある木に親しみを持ち、木材を使ってもらおうという目的があるそうです。
これから先の未来も人類が、現在の暮らしの豊かさを維持しながら存続し続けるために、できることをやっていこう。
そういったスローガンが声高に聞こえてくる21世紀の世界ですが、
中でも木については、その保全と輸出国での経済活動との間で、
激しい議論がなされ続けている、注目の存在です。
日本で生まれ育った者の一人としては、
やはり数百年、千年と存続していて文化財となっている、
寺社仏閣をはじめとした木造建築や木像品の、
美しさを保ちながらも、とても長い時間も状態を維持し続ける耐久性に、
ただただ素材としての木に、感服するばかりです。
現在木材は、世界的に高騰しているということです。
限られた資源を長く大切に使っていくためには、どんな工夫が必要だろうかと、
【木の日】に,そんなことを考えてみるのもいいのかもしれません。