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それによって守られるものは
9月13日の記念日【世界法の日】
1965年の9月13日から20日まで開催された「法による世界平和第2回世界会議」で、9月13日を「世界法の日」とすることが宣言され、記念日となったそうです。
始めこの記念日に触れた時に、「世界・法の日」なのか「世界法・の日」
なのか、
悩んだので、『世界法』はあるのか調べてみましたが、実際に『世界法』を提唱されている方もいるようでした。
ですが、どうやらそれとは違い『世界・法』で区切って意味合いづけられているようです。
制定された会議の名前にもあるように、平和を実現するために法が必要である。
法を重んじねばならない。という考え方は、正しいと思います。
法と聞くと、マンガが自身の知識の基になっている自分は、『蒼天航路』というマンガを、一番に思い浮かべます。
諸子百家と言われるほどに、その歴史の中で様々な思想、哲学を発展させてきた中国で、
民衆に好まれた道家思想・指導者側に好まれた儒家思想など、
それぞれの時代の中で大きく影響してきた思想がある中で、
法家の怪物ともいわれるたのが曹操孟徳でした。
人は徳や命運と言ったあいまいなものを軸とするのでなく、
文言として法にすることを共有することで、その社会の安定は図られるという考え方は、
現在では世界中の国がそのようにしていることからも、それが真であることの証のように感じます。
言葉を獲得し、それによりコミュニケーションをとる人間にとって、
上手く言葉にできない大切なものを守るためにも、必要なもの。
それによって国と国の間でも相互理解になっていくもの。
平和につながるための指標であるもの。
そんな『法』について、今日は思いを巡らせてみたいですね。