2023年7月25日
突然雨が降り出して、僕のリュックと肩がにじんで。
槇原敬之さんの「雷が鳴る前に」を口ずさみながら、歩く速さを上げる。
もののけ姫のダイダラボッチの死神のように、
黒い雲が空をどんどん覆っていく。
今日もまた夕立。それもとてつもないゲリラ豪雨。
まるで梅雨明けしたことをせせら笑うような土砂降りは、
たしかに短時間のものだけれど、毎回すさまじい量で。
急げ急げ急げー・・・・。
雨に降られるのから逃げるように家に戻る。
鍵を開けてドアノブに手をかけた瞬間に、
それまでゴロゴロ、ゴロゴロ、となっていた雷が止まった。
これはくるぞ。
家に入り込んで靴を脱いでいると、
再びなりだした雷の音が掻き消えるほどの雨。
夏は晴れも雨も激しい。