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美味さは鰻に負けません
7月5日の記念日【穴子の日】
寿司や弁当用に穴子食材を製造しているグリーンフーズさんによって制定されたそうです。
理由は語呂合わせと、夏バテ防止の効果が鰻同様にあるからというもののよう。
鰻は、現在ではすっかり「土用の丑の日に鰻」という触れ込みで、
日本の食文化に定着している代表的な食材ですが、
近年のウナギの高騰ぶり、減少ぶりはほんの2,30年前とは比べ物にならず、
なかなか口に入ることが少なくなってきました。
一方で穴子はというと、みんな大好き回るお寿司屋さんでもいつでも絶対に食べられて、おまけに手ごろなお値段の庶民の味方的な食材。
そして、制定理由にもなっていたように、鰻に負けない栄養価があり、
こちらも夏バテ予防にスタミナを付けようというのにはもってこいだそうです。
私の住んでいる町では、地元の名産品として、穴子を売り出していこうという試みが、
4,5年前から始まっています。ですがやはり鰻とは別の食材の扱いで、
主な名物料理は基本的に「天ぷら」になっちゃいます。
穴子天ざるそば、穴子天丼、穴子の一本揚げなど。
癖がなく、あの長くて厚みのあるフカフカな食感を楽しむのは、
サクサクの衣をまとって熱々のふわふわというのが魅力なのでしょう。
名物の中にうな丼のようにもられた穴子丼が浸透する日もそう遠くないのかもしれませんね。