決して忘れてはならないこと
6月23日の記念日【沖縄慰霊の日】
1945年のこの日、沖縄に駐屯していた日本軍司令部が自決。
それによって三か月近くに及んだ沖縄本島での地上戦が組織的な戦闘としては終了したとされている。
この戦闘で島民は20万人以上が犠牲になった。
その犠牲になった方々に思いを寄せ、慰霊する日。それが今日だ。
子どもたちと向き合う日々の中で、毎年この日に、
沖縄で起こったこの悲劇というだけでは足りないほどの惨劇について、
一緒に考えてきたことを思い返す。
「平和は大事、戦争はよくない。」
そんな言葉だけで終わらせるのでなく、
じゃあなんで沖縄の地上戦のような事が起こってしまったのか。
そして今なお続く問題について、一人一人がどう考えていくのか。
それを問いとして投げかけながら、子ども達と一緒に心を沖縄に向けた。
平和とは。戦争とは。国家とは。
より良く生きるために、
真剣に向き合い続けなければならない、
忘れてはならない大切な問題だ。