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それは、日本人の心でもあり和の文化の象徴でもある
8月4日の記念日【箸の日】
わりばし組合が1975年に制定した記念日。「は(8)し(4)」(箸)の語呂合せからきていますが、その思いとしては「箸を正しく使おう」という願いが込められてのことだそうです。
扉に使っている写真、自分のお気に入りの箸を写したものです。
持ち手柄の部分には、お月様とウサギのシルエットがあしらわれていて、
一膳揃うと、ウサギがお月様を眺めている情景が現れます。
この箸、以前「ととろん学級思い出日誌」でも紹介したことのある、
イタリア人ALTのクラウディオから頂いたもので、
もう8・・・9年目になりますが、学校に勤めている時も、
休職している今も、大事に使わせてもらっています。
クラウディオがこの箸をくれた時に、
「先生のおかげで、触れてみたかった日本の文化を、より楽しむことが出来ました。これは僕とステファニーが選んだ、一番日本らしいなと思ったものです。良かったら使ってください。」
と言った言葉を、今でも覚えています。
婚約者のステファニーと二人で、イタリアから、オーストラリア、韓国、中国と年単位で旅して、
僕のいる福岡に来る前には札幌に一年住んで、
働きながらいろんな国を旅しているクラウディオでしたが、
そのクラウディオが、日本らしいと思ったと選んでくれたプレゼントが、
扉の写真のお箸でした。
食べることは生きる事だとするならば、日本人の命を支えているのは、
お箸である。と言う事も出来るでしょう。
その一善には日本人の命をつないできた、歴史と文化が詰まっています。