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その風景は今はもう日常ではないけれど、

1月16日の記念日【囲炉裏の日】
囲炉裏の愛好家さんたちによって制定されたと言われている記念日。由来は語呂合わせからだそうです。

囲炉裏という言葉を聞いて、「ああ、あれか。」と頭に浮かぶ人は少なくないと思います。ただそれが日常生活の景色として普通に存在するかとなると、今現在「うちにはあるよ、囲炉裏現役だよ。」という人は、ほとんどいないのではないでしょうか。

昭和の、トトロの舞台になった頃の時代、あの辺りが、「田舎では普通に使っているよね。」の最後の時代のように思われますし、一昔前の日常は、今ではあえてオシャレな、雰囲気を出すための存在として、炉端焼きの居酒屋さんや、自然体験、田舎体験を楽しめる宿泊施設などに作られたりするものになっている印象です。

改めて考えてみれば、家の真ん中で焚き火をして暖まる。それが安全に使えて、家族の団欒の場所になるというのは、すごい設備だと感心します。

囲炉裏について考えて言葉を綴っていると、「もしやこたつは、囲炉裏の進化系なのかな?」など、連想が広がっていきます。

みんなで集まって暖をとりながら、生活の一部になっていた囲炉裏。今では日常生活で使うことはほとんどいないけど、これからもその存在の良さを引き継いで残していきたいですね。

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