少し不思議な、世界中の子どもの相棒
9月3日の記念日【ドラえもんの誕生日】
藤子・F・不二雄先生の代表作「ドラえもん」は、2112年9月3日が誕生日の設定になっている。世界中から愛されるキャラクターであるドラえもんの誕生日。2012年の9月には、ドラえもん生誕100年前を記念して各地でイベントが開催されたそうです。
見たことのない人はいないだろうし、その人柄(ロボット柄?)に親しみを感じる人も沢山いるであろうドラえもん。
子どものときはもちろん、大人になった今でも、その親しみは変わりません。
マンガ掲載開始の1969年、アニメとしてヒットしたテレビ朝日系列での放送開始の1979年、キャスト・スタッフが世代交代した2005年など、
節目と同じ年の生まれの人は、「ドラえもんと同い年」とちょっと嬉しさが上がったり。(書くいう僕自身もそうなのですが)
またそうでなくても、どの年代の人でも、
ドラえもんがいるのアニメの中の世界は、
自分の少年時代と重ね合わせられるのだけど、
でもやっぱりドラえもんのいる世界は現実には存在しなくて、
あー、ドラえもんがいてくれたらいいのに。
そんな空想にふけると、気持ちが少し明るくしてもらえます。
作者の藤子・F・不二雄先生がドラえもんについて話してくれたなかで、
ずっと心に残っているのが、
「ドラえもんはSFなんです。SFはサイエンス・フィクションのことではなく、『少し不思議』ってことなんです。」
といった言葉。少し不思議なこのネコ型ロボットは、現実の世界にはいなくても、
沢山の人の心に寄り添い続けて、
ぼくらの心の中にいる「のび太」を、温かく応援し続けてくれています。
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