そうじのトリの定番です。
7月2日の記念日【たわしの日】
亀の子たわしを中心とした掃除用品を製造・販売している株式会社「亀の子束子西尾商店」さんによって制定された記念日。1915年の7月2日、西尾正左衛門が「亀の子束子」の特許権を取得したことに由来しています。西尾商店さんでは、この日を中心に束子づくりなどのイベントや、グッズ販売などを行っているという事です。
今では、その素材自体も、プラスチック製のものや、金属製のものまでさまざまに存在する束子。ですがやはり一番力が入れやすくこすれるのは、亀の子束子さんのあの形状なんですよね。
特許を持ってらっしゃるので、おそらく、その形状、製造過程での束子の帯での括り方など、様々なところに、独自の技術が存在しているのではないかと察せられます。
そして特許を取られて108年、家庭や学校、作業場などあらゆるところで見かける亀の子束子は、大正・昭和・平成を歩み、令和の今でも現役で毎日の生活に溶け込んでいます。
掃除道具もどんどん進歩していく中で、まさに掃除道具かいのレジェンドの様な亀の子束子ですが、やはり今でも最後は亀の子束子でごしごしと。手強い汚れに立ち向かう在り方を想像すれば、存在感は変わらずに大きいのだなぁとしみじみ感じ入ってしまいました。