その苦手、乗ってみると意外と?
7月9日の記念日【ジェットコースターの日】
1955年のこの日に開園した後楽園遊園地に、日本で初めてのジェットコースターが稼働した日となることから言われているそうです。
まだ自動車も一般的ではなかった時代、遊園地に足を運んだ人たちは、
初めて乗ったジェットコースターに、どんな感想を抱いたのだろうと、
少しその時の気分を想像してみた。
「あんなのに乗って本当に大丈夫なのか?」
「おいおい、見たことないくらいに早く動いているぞ!」
「うわぁ!これは無理無理。」
ワクワクした高揚感よりも、恐怖の方が勝っていたらこんな気持ちかな。
一方でその逆だと、
「うわぁ!なんて気持ちよさそう。」
「あんなに速く動く乗り物に乗ったらどんな気分になるんだろう。」
「こりゃほんとにとんでもない乗り物だぞ。」
などのつぶやきが想像で浮かんできました。
僕自身はメタボのおじさんなので、毎回子どもの引率で修学旅行に行った時には、
「先生は、重いから体重オーバーだからね。」
と避けていたのですが、ある年、同じセリフで逃げようとしたら、
「先生、ここのジェットコースター、重さ制限ないですよ。」
と言われて、乗ることに。いやだいやだいやだと思いながらも、
意を決して乗ってみると、爽快感がわっと体中に飛び込んできました。
その後、他の子達を先導して、3回も乗ってしまった後に、
自分は乗らず嫌いだったんだなと、
改めて体験する大事さをかみしめた出来事にとして思い出されます。