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#42 〽黒い稲妻が僕を攻めーる♪

古い話ですみません。雑誌『販促会議』が毎年開催している「販促コンペ」。販促につながるアイデア&企画を募集するコンペなのですが、昨年行われた第10回販促コンペへ応募した時のお話。 

約30企業が提示した課題に解決策となるアイデアを企画書形式で募集していたいわゆる一般公募コンペです。このコンペに自分の実力を試してみようとも思い、応募した話をここで蒸し返してみようと思います(爆)。結局一次審査も通らなかったので(泣)、偉そうなことは言えないのですが、自戒も込めて書いてみます。4月から始まるコンペで、今年も参加してみようかと思うので、振り返る狙いもあります。

ブラックサンダーを売る!

今回は有楽製菓さんによる「ブラックサンダーをもっと食べてもらうため」という課題を選択。

私が考えた企画内容は、「ブラックサンダー=黒い雷」ってことは、階調反転した世界のお菓子なのではないかってことから始まりました。雷はそもそも眼に見える場合は白く見えるものであり、イラスト化する場合に電気のイメージから黄色に塗ることはあっても、黒く塗ることはありえないからです。

それならば、ポスター等の広告媒体を階調反転で作って、それをユーザーにスマホで写真撮影してもらい、スマホの階調反転機能を使って、情報が浮かび出れば面白いのではないかって感じでまとめました。

階調反転すればQRコードが読めるようになるので、それをともだちでQRコードを読みあってプレゼント応募すると。我ながらなかなか面白い企画になったなぁーと思ってたんですが…。

よく考えると、広告を全て階調反転で作るという大胆すぎる展開や、自分のスマホだけで完結しない(自分で撮影したQRを他人に読み込んでもらわなければならない)煩わしさなど、問題点が色々ある企画だったのは否めません。あとニッチ過ぎましたね。万人受けは難しい。思いつきで舞い上がって勢いで進めると駄目だという典型的なパターンだったのかもしれません。

ちなみにグランプリに選ばれたのは…

実際にグランプリに選ばれた企画なのですが、実は私と同じブラックサンダーをテーマにしたものでした。その企画内容は、日本に来た外国人観光客が、自国へ帰る際に余った日本通貨の小銭で、ブラックサンダーを買ってもらおうという企画。これには「いいアイデアだなぁ」と普通に感服してしまいました。とてもいい刺激をもらえたのでやって損はなかったです。

階調反転の可能性

しかしながら、この階調反転企画は勿体無いので、自ら温めつつ、他で使えないか考えようと思います。皆さんは知っていましたか?自分のスマホに画面を階調反転させる機能があることを。眼の不自由な人向けや、まぶしさ対策で備わっているのだそうです。QRコードを階調反転させれば読めるようになるということだけでも何かに使えませんかね?


追加:イラストの階調反転マンはただの思いつきで描いたものです。色合いがFC東京っぽくなりましたが、何の関係もございません。

黒い稲妻のところをGIFアニメにしてみましたw。

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イトウタカオ
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