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サウナで「ととのった~」と言ってみたい!独自考察の3つのととのいレベルを解説


はじめに:サ道で知った「ととのう」というワードの魅力

私がサウナにハマったきっかけは、当時放送された「サ道」というドラマでした。
サウナで温まる→水風呂で冷やす→休憩で休む。この一連のステップを踏んだ原田泰造さん(ドラマの主人公)が、「ととのった〜」と、すこぶる気持ちよさそうに言います。

私も「ととのった〜」って言ってみたい!とにかくそのワードを言いたくて、旦那とサウナに行くたび、「今日はととのった?」「う〜ん、少しととのったかな」という会話をしていました。

サウナブームは続いているので、この「ととのった」というワードが気になり、サウナに興味を持った方もいると思います。
「ととのうってどういう感覚?」「サウナに行ってみたけど、この状態はととのうって言えるの?」
そんな疑問を感じたみなさまに、サウナ歴5年のととのう姉さんが、ととのう感覚や独自の考察である3つのととのいレベルを解説します。

「ととのう」とは?


医学的に見る"ととのう状態"って?


自律神経の名医である小林先生が、サウナに関する本を執筆しています。改めて以下の引用を読むと、サウナは血流がよくなり、自律神経が整いやすくなるということ。医学的にサウナはすごい効能を持っていると言えますね。

サウナによって、半ば強制的に自律神経の振れ幅を大きく働かせ、そのあとに休ませることで血液の流れはよくなり、自律神経のバランスが整いやすくなります。 これによって私たちは「ととのったー」と感じるわけです。

小林弘幸『医者が教える 心と体が本当にととのう サウナ習慣』Kindle版、Gakken;New版、2023年、位置No41

みんなの"ととのう感覚"を紹介


サウナでととのう感覚について、マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施したサウナに関する調査があるので、結果を見てみましょう。

マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施したサウナに関する調査

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000584.000004729.html

3つの"ととのいレベル"を解説


ここまで”ととのう”とは、どういう状態かについてお話してきました。
私の経験上、行くたびに同じ”ととのう感覚”になることはあまりありません。その時によって感覚が違うことが多いです。サウナ用語である、サウナトランスと呼ばれる恍惚状態から、頭と体が軽くなったというリラックス状態まで、結構差があります。
私は"ととのった状態"にはレベル感があると考えています。この章では、そのレベルを強・中・小の3つに分けて、解説していきます。(語感がよいので、弱ではなくあえて小としています)

強ととのい
サウナトランスと呼ばれる恍惚状態です。体が椅子と一体化したような溶ける感覚があります。浮遊感を感じる場合も。
何も考えられず、頭がぐわんぐわんとします。心臓の鼓動がドクドク感じられます。急激な温度変化により、腕や足に赤い斑点模様の”あまみ”が出ることが多いです。
無我の境地といえる感覚で、日常で同様の経験をしたことはありません。

中ととのい
瞑想に近い状態です。マッサージされた後のように、頭はボーッとしていて、ふわふわと寝落ちしそうな感覚があります。雑念はなく、心は穏やかで凪いでいます。考えようと意識をすれば、思考することは可能です。

小ととのい
リラックス状態です。頭はスッキリとさえており、思考ができる状態です。体は軽く、心地よいゆったりした気分ですが、眠気はありません。音や匂いなど体の感覚が敏感になっています。

以上が、ととのう姉さんが提唱する3つのととのうレベル感です。
補足として、レベルの強弱に影響をすることは、以下の要素と考えています。ご参考までに。

・サウナの頻度:頻度が高いほど「弱」ととのいになる傾向
・サウナと水風呂の温度差:温度差があるほど「強」になる傾向
・休憩場所の快適さ:横になれる、外気を感じられる、混んでいない、静かなどの条件がそろうと「強」になる傾向
・その日の体調:スポーツ後や、仕事で疲れているときは「強」になる傾向

※注意※
私は「強ととのいを目指していきましょう!」というつもりはありません。水風呂が苦手なら、水シャワーでもいいのです。無理にサウナの高段に上がる必要もありません。あなたの気持ち良い入り方を探して、楽しいサ道を歩みましょう!

おわりに:サウナを気持ちよく楽しんだあなたを、ととのう姉さんは、「ととのった」といいますよ!

サウナで、自律神経のバランスをととのえ、血行を促進させ、ココロとカラダをスッキリさせましょう!



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