「勉強ってやる意味あんの?」って中学生が言い出したら?

「こんなんやってて意味あんの?大人になったら絶対使わないのに」

と、当時中学生だった子供が言い出しました。数年前のことです。

高校受験がそろそろ近づいてきて、やれ模試だ、やれ内申だ、志望校だ、と迫られる時でした。

私は、「勉強すると可能性が広がるよ」「勉強するって大事だよ」「勉強しないと大変だよ」などなどいろんな言葉で答えました。


実は、心の中では

「・・・・そんなこと言ってないで、とっとと勉強しなよ!」

って思ってましたよ。

ええ、「説得したかった」です。そんなこと言ってないで、さっさと勉強してほしかった。

しかし。説得されてやり始めたことって、大人も子供も続かないしうまくいかない。すぐに「意味あんの?」って戻っちゃう。

悩ましい"(-""-)" どうやったら、勉強しようって思ってくれるのかしら?


勉強するかどうかは分からないけど、
▼今思うのはこういうこと▼
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勉強が大事かどうか。自分なりの答えは自分で出すしかない
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学校での勉強って、いろんなことを言う人がいます。

勉強して、良かったと思っている人
勉強したけど、いまいち報われなかったと思ってる人
勉強しなかったけど、成功している人
勉強しなかったことで失敗した!と思ってる人

それぞれに「勉強やる意味」を持ってると思います。

そう、人によって理由なんて、ホントさまざま。「勉強する意味があるのか」こんなんきりがないほど理由があります。

だから、自分で考えるしかない。(と思う)


だから、親にできることは、

「どうやったら自分なりの勉強の意味を見つけられるのか」

のお手伝いってこと。


「勉強するとこんないいことがあるよ。」というアドバイスではなく、

「勉強しないとこんな大変なことになるよ」という不安をあおることでもなく、


「ふーん、そう思うんだね。」と受け止めるだけだったり
「そう思ったのはどうして?」と理由を尋ねたり
「意味ある勉強ってどんな勉強だと思ってるの?」と聞いてみたり
「急にどうした?なんかあった?」と背景を聞いてみたり
「もしかして、やりたくないってこと?」とちょっと本音に迫ったり


そんな質問をしながら、本人が本人なりの答えを見つけられたらいいなあ、と見てることかなあ、と思うのです。

考えようによっては、当然だとされていたことに「それ本当???」と疑問を持ち始めたということ。

もしかしたら、きっかけは「宿題がいやだ」とか「面倒だ」という「どうにかしてやらずにすませたい」という気持ちだったかもしれない。

でも、これ考えるチャンスだと思うのです。


勉強は自分の問題。だから、そこにどんな意味があるのか、自分で考えられるはず。(*^-^*)

そう思って、見てるだけだなあ、と思っています。

まあ、実際はついつい「勉強しなさい!」「そんなことでは」と言ってしまっては「あ、また言っちゃった」と反省を繰り返したのですけどね。見守るってハードル高い!


お読みいただきありがとうございます。

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