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「やらなければならないこと」自分のことは自分でやってもらえばいいんだよね。

「やらなければならないこと」

やっぱりやらなくちゃね、他に誰もやらないし。絶対必要だし。

と思っていましたが、「ん?待って?本当にそうなんだろうか?」と考えました。

実は、惰性でというか「やるもんだ」と思って疑わないからやってるようなこともあります。

それを一つ一つ考えて「はて?これをやってるのはどうしてだっけ?」といちいち考えてみると、

「誰か家族に頼む」「外注する」「手放す」

という選択肢だってあるよね?と考えました。

前の話ですが、子供の散髪予約を「私が」していました。子供が小さい頃からしていたので、あまり疑問も無く私が電話してました。電話ぐらい大した手間でもないし。

でもね、子供が中学生の頃から予約が難しくなりました。だって、子供が部活やなんだかんだで忙しいから。「髪切りたい」と言われて御用聞きのように予定を調整しようにも「この日空いてる?」「部活の予定?さあ?」とか言うのです。

ちょっと困って、言いました。

「自分のことなんだから自分で電話しな。スマホだって持ってるし。」

でも、この頃、私と子供の関係が悪くて、子供は思い通りに行かないことを私のせいにしてましたし、私を召し使いのように使おうとしてました。「自分のことを自分でしてもらう」ことですら言い合いになりまして、まあ、簡単に「はい、やるよ」とは行きませんでした。けれど、結局のところ、最終的に、今は子供が自分で予約の電話をしています。

こうして、私は「やらなければならないこと」が一つなくなりました。

そして、これをきっかけに、「それ、自分でできるよね?」ということを一つ一つ本人に返して、「自分のことなんだから自分が考える」ようにしていってます。


お読みいただきありがとうございます。



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