「やればできる」がNGワードだと思う訳
45歳からの「これでいいのかな?」が「これが面白い!」に自然と整うお手伝い、スキップコーチのみさです。
「やればできる!」「やればできる!」
子供の頃にこうやって励まされ、時にはお尻を叩かれ、「やればできる!だから頑張れ!」って言われた経験はありませんか?
はい、私はあります。特に学校の先生から良く言われましたね。しょっちゅう言われました。
使います?
ええ、私は良く使ってました。もちろん、子供にも「やればできる!」って、言ってました。
だって、やればできるんですよ。可能生だらけじゃないですか。やったらできるんですよ。褒めてるんですよ。「あなたには無理」なんて全く思ってないから言えることですし。
それこそ最大級の励ましってやつです。「やればできるんだから、がんばれ!」って。
でも。
子供は、ぜーんぜんやりそうになかったですね。いえ、それどころか、ぜんぜん嬉しそうでもありませんでした。
そこで、今日のテーマはこれ。
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「やればできる」って実はダメ出しじゃない?
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「やればできるんだから!」って子供に言ってもなんだかあまり響いてない。その時、私、心の中でちょっぴりですけど、こう思ってました。
「やらなきゃできないんだからさ!」(だから、さっさとやんなさいよ!って思ってました)
そう、これです。
「やらなきゃできない。」
つまり
「今はできてない。」
これがこの言葉の持つメッセージだと思うんです。
今の状態の否定
つまり
「あなた、今はできてないよ」
ってこと。
「ちょっとはやったかもしれないけど、今はできてないよ。」「テストの点数だって100点じゃないし、今はできてないよ。」
こう言うのもあるかもしれない。
「テストの点数は100点だけど、これは簡単な小テストだから。今は出来てないと思っておいた方がいいよ」
こんな風に「今はできてないよ」を連呼されたら、どうでしょうか。
私なら貝になりますね。もうこの人とは話さないでおこう、って思います。たとえ自分でも「あんまりできてないなあ」と思ってたとしても。
だから、
「やればできる」
は要注意ワードです。
(相手に向けては、否定になってるかもしれません)
あ、でも、ティモンディさんの
「やれば、できる!」
は、ぜんぜんイヤじゃないです。何が違うんでしょうね。
お読みいただきありがとうございます。