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【SEO対策における内部対策について】トト丸の備忘録[mup SEO編]

いつも記事を読んでくださりありがとうございます。

SEO対策には内部対策、外部対策、コンテンツ制作があります。
今回はその中の内部対策について詳しく解説していきます。

最初に内部対策と聞くと記事の制作のことでしょ?
と思う方もよくいるのですが、実は記事制作とは全く異なり、サイトの作り方なんです。

つまり、サイトがGoogleにちゃんと認識されているかということと、サイトに訪れるユーザーのことをちゃんと考えた作りになっているかということです。

これをクローラビリティ(Googleへの対策)ユーザビリティ(ユーザーへの対策)と呼びます。
それでは具体的にどのような意味か解説していきます。

■クローラビリティとは

クローラビリティを一言で言うと「Googleの認識のしやすさ」と言えます。

なぜ認識のしやすさが重要かというと、webサイトと呼ばれているものが世界でどのくらい存在しているかはみなさんご存知でしょうか?
実は世界で約12億サイトも存在していると言われています。

信じられないほどの数のwebサイトが存在しており、日々そのwebサイトからコンテンツが生み出されています。

Googleではそのwebサイトやコンテンツを認識するためにクローラーと呼ばれるロボット(AI)がwebサイト中を飛び回っています。

その中で、あなたがGoogleに認識されにくいページを制作してしまうとGoogleへのインデックス(Googleへ登録)が遅れてしまい、検索結果に表示されなかったり、検索順位が上がらないということが起きます。

そのために、いかにGoogleに認識しやすいページを作るかということが大切です。
具体的な内容をご紹介致します。

・サイトマップ

例えばですが、百貨店におけるフロアマップや地図のようなものだと考えてみてください。
何階のどこに行けば何がある。何本目の交差点を右に曲がると目的地がある。
このようにフロアマップや地図があれば目的地に辿り着きやすくなります。

それはGoogleでも同じことで、webサイトにサイトマップを設定する事でクローラーが早く回ってきてインデックス(Googleへ登録)されやすくなります。
これを行わないとコンテンツを作ってもいつまで経っても検索結果へ登録されないというような事が起こります。

・タグの設定

webサイトというのをみなさんはブラウザを通して見ています。
そのwebサイトはソースコードと呼ばれる英語、数字、記号の羅列になっています。

実際に私が書いた記事のソースコードを貼っておきます。

スクリーンショット 2020-09-05 15.47.57

これでは、一体何のサイトか分からないので、それを人間が見やすくするためにブラウザで見ると、普段私たちが見ているサイトになります。

ブラウザの代表例としては、Google ChromeやInternet Explorer、Firefox、Safariなどがあります。

そして、裏側のソースコードにはタグと呼ばれるものがあります。
例えば
<img>・・・HTMLで画像を表示するためのタグになります。
<title>・・・そのページのタイトルを設定するためのタグです。
<table>・・・テーブルタグで表を作る時に使います。

このようなタグがwebサイトの裏側には書き込まれています。
Googleでは、読み込む際にこのタグを読み込むので、稀にタグの設定を間違えていたりすると正しく登録されません。
そのような場合にはマイナス評価へとつながります。

・モバイルフレンドリー

2016年頃までは、webサイトの閲覧の割合がスマホとパソコンで約50%程でした。
しかし2020年の段階では70%以上がスマホで閲覧しているというデータになっています。

今やスマホ対応であることは必須と言えます。
このスマホ対応がされているかされていないかというのも、検索結果に大きく影響してきます。

・パンくずリスト

パンくずリストは、今ユーザーがサイトのどこにいるのかというのを分かりやすく可視化するためのものです。

「パンくずリスト」の語源は、童話「ヘンゼルとグレーテル」で森の中で迷わないようにパンくずを落として歩いたというところから来ています。

スクリーンショット 2020-09-05 16.09.00

■ユーザビリティとは

ユーザビリティ一言で言うと「ユーザーの使いやすさ」と言えます。

Googleではユーザーが使いやすい、ユーザーにとって有益なサイトを上位にあげます。
その理由は、広告収入がメインのためにGoogleを利用するユーザーを増やしたいからです。
そのためにユーザーにとって有益なサイトが検索上位に来やすいというわけです。

ではユーザビリティの具体例を解説致します。

・ディレクトリ構成

ディレクトリ構成というのはサイト構成のことです。
家で例えるならば、通常寝室にベッドはありますが、寝室にダイニングテーブルがあったり、ベランダに冷蔵庫があったりすると非常に使い勝手の悪い家だと思います。

このように整理されていなかったり、サイトの構成がバラバラになっているとユーザーは使いにくくなります。
このようなサイトは順位が落ちてしまいますので、まとまりのある構成にしなければいけません。

コンテンツをカテゴリやタグで分ける事で、使い勝手がよくなり、よりまとまりのあるサイトになります。

・読み込み速度

これは殆どの方が経験した事があると思いますが、サイトが重いとページが表示されない事があると思います。

実は表示されるまでに5秒間かかると30%のユーザーは離脱してしまうという結果もあります。
その事から表示速度は重要になります。

表示速度を上げるには、画像や動画などデータの大きいものは必要最低限にすることや高速サーバーなど処理速度の速いレンタルサーバーに切り替えるのもおすすめです。

・内部リンク

内部リンクとは、サイト内でのリンクになります。
この内部リンクを設定する際には「アンカーテキスト」で設定することでSEO効果を高めることができます。

また、内部リンクが多いと関連性の高い記事、つまり専門性の高いサイトと認識されます。

例えば、1つのwebサイトに不動産の記事、ラーメンの記事、ゴルフの記事など関連性のない記事を制作し、その記事同士で内部リンクを設定したとします。
するとGoogleでは関連性の薄いリンクと判断しますので、専門性に欠けるサイトと認識します。

しかし、ラーメンの記事だけに特化することで、「東京駅で食べれる至極のラーメン5杯」、「ラーメン激戦区の渋谷の厳選ラーメン屋10店」など、関連性のある記事同士で内部リンクを設定すると、専門性の高いサイトと認識します。

・ファーストビューに過度な広告を設置しない

みなさんもご経験あると思いますが、クリックしたサイトが広告ばかり表示されていると「宣伝感」を感じてしまいすぐに離脱した経験はありませんか?

Goolgeでは、ファーストビューの広告面積が20%以内に抑えるべきだと公式で公表しています。
それを超えてしまうとユーザーが知りたい情報よりも広告が目立ってしまうためにユーザビリティが落ちてしまします。

■豆知識

・クオリティの低い記事はGoogleのインデックスから削除される

これはGoogleのサーチトレンド・アナリストのGary Illyes(ゲイリー・イリェーシュ)氏からも公式でコメントがあったように、無数に存在しているwebサイトですが、保管できる容量にも限りがあるために低品質なコンテンツやサイトをインデックスから削除しているそうです。

そのためにも良質なコンテンツ制作、内部対策をしていく必要があります。

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