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転職、その第一歩。まず何をすればいい?

新卒の採用活動が夏過ぎに終わり、9月には高校生採用。そして、現在、採用人数の未達が明確になると、中途採用に切り替える企業が現れます。

10月の今が中途採用が活発になる時期の一つです。

統計局調査によれば、生産年齢人口(15~64歳)が2000年頃から徐々に減少し始め現在は15%以上の減少、今後はさらに加速的に減少すると見積もられています。

このような人材不足時代の採用活動は、スキルのある人を採用していく「ジョブ型採用と雇用」へ変化していく時代ともいえそうです。

つまり、「転職」が新しい時代を迎えつつあります。

この新しい時代の転職を実現するため、何から始めるのでしょうか?

では、今日のメニュー(目次)です


1.転職の第一歩:自分の現状を把握する

転職の第一歩は現状分析です。でも、ここが最も難しい点かもしれません。

最初に一般的な自分の現状分析プロセスを示してみます。なるほど、と納得できる内容かと思います。

現在の仕事で満足している点、不満な点をリストアップする
自分の強み・弱みを分析する(スキル、経験、性格など)
キャリアプランを描き、将来どうなりたいかを明確にする
今の仕事で得られるもの、得られないものを考える
転職によって解決したい問題点を明確にする
一般論と現実との乖離:いざ洗いだし・・・できない!

現在の仕事で満足している点、不満な点をリストアップする

まずは、現在の仕事で何に満足し、何に不満を感じているのかを具体的に書き出してみましょう。給与、人間関係、仕事内容、キャリアパスなど、様々な観点から考えてみてください。箇条書きにすることで、客観的に現状を分析することができます。

自分の強み・弱みを分析する(スキル、経験、性格など)

自分の強みと弱みを理解することは、自分に合った仕事を見つける上で非常に重要です。これまでの経験で培ってきたスキルや知識、そして自身の性格の長所・短所を分析しましょう。客観的な視点が欲しい場合は、信頼できる友人や同僚に意見を求めるのも有効です。

キャリアプランを描き、将来どうなりたいかを明確にする

転職は単なる職場を変えるだけでなく、キャリアを形成する重要なステップです。5年後、10年後、どうなっていたいのか?どんな仕事をして、どんなスキルを身につけていたいのか?具体的なイメージを持つことで、転職の方向性が見えてきます。

今の仕事で得られるもの、得られないものを考える

現在の仕事で得ているもの(経験、スキル、人脈など)と、得られないもの(やりがい、成長、収入など)を整理することで、転職の必要性を改めて確認できます。転職によって何を手に入れたいのかを明確にすることが重要です。

転職によって解決したい問題点を明確にする

転職によって解決したい問題点を具体的に書き出すことで、転職活動の軸が定まります。現状の不満を解消するために転職するのか、それとも新たな挑戦をするためなのか。目的を明確にすることで、迷いが少なくなります。

一般論と現実との乖離:いざ洗いだし・・・できない!

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