薄縹と灰青の間 アガベ イシスメンシス|Agave isthmensis
国内でも締まった株を作り込めるような初心者でも上級者でも育てやすく魅力的なアガベを形成できると思い
今回はアガベ イシスメンシス|Agave isthmensis に焦点を当ててみました。
大型のアガベのカタチづくりの前の入門として育て始めるのも良いかもしれません。
薄縹と灰青の中間くらいの渋い葉の色で展開後の棘跡の陰影が素晴らしい表情を魅せてくれます。
普及種とも言われていますが結構奥が深そうで様々なタイプも存在するのでその魅力を再確認するにも良いかと思います。
私なりにこのアガベの詳細を調べてみたので記載しておきます。
アガベ イシスメンシス|Agave isthmensis
成長の高さが約17〜32cm、直径が約25〜36cmでアガベ属の中では小さなコンパクトなロゼットを形成しています。
葉は幅広で灰色から青みがかった葉は、長さ約8~10cm、幅約5~8cmで、根元まで詰まりながら展開します。
葉の縁は深く凹んでいて先端は茶色から赤みを帯びた強い縁側に棘が形成されます。
茶色から赤みを帯びた末端棘が約1~1.5cmあります。
高さ約1.7~2.2mの細長いストレートな花序を咲かせます。
多肉質で黄色い花は長さ約38~46mmで、花序の上部に不規則に配置された枝に咲きます。
花期は7月から9月。
生息場所はオアハカ州とキアパス州の森林で標高900メートルの環境に自生しています。
Die Erstbeschreibung durch Abisai Josue García-MendozaとFelipe Palmaによる最初の記述は1993年に発表されました。
アガベ イシスメンシスは、Hiemiflorae科のグループの代表的な植物です。
アガベ・ポタトルム(Agave potatorum)やアガベ・シーマニアーナ(Agave seemanniana)に似ていますが、大きさや形、葉の構造に違いがあります。
発表当時のの文献
https://www.archive.org/download/mobot31753003560007/page/n575_w458
鉢サイズをむやみに大きくしたり地植えしない限りは育てやすいサイズで収まりそうなアガベです。