23.11/4~ 気づき日記
11/4 ブルージャイアント、映画と単行本と読み切りました。まず単行本からの感想を言うと、めちゃめちゃ最高だった。具体的にはブルージャイアントの無印の10巻までを読み終わって、いやぁ泣いた。とにかく泣いた。
ブルージャイアント全体を通して言えることは今までなにか一つに対して、それは何でもいいんですけど、それに熱中した人、今からしようとしている人の希望の一つの形であるということですよね。どこかで夢をあきらめてしまった人でもそれは当てはまって、出てくる登場人物のいい歳した人たちは大抵うまくいってない人たちです。形はどうあれ、昔描いていた夢にまっすぐ目指せなかった人たちです。それは何でも当てはまると思います。仕事、結婚、社会、才能、努力…特に時間。
こうした要因は全員にまんべんなく降り注いで、歩みを重くする。けど、主人公の大はとにかく止まらない。「へでもねえべ」の精神でとにかく頑張り続ける。昔自分ができなかったそのまっすぐに、やっぱり大人は当てられるんですよね。こうやって今までくすぶった夢を無責任にも大に託しちゃうっていうのが本当に泣ける。こういう視点で見て感動している身としては東京編よりも仙台編のほうが心にきたものがあった。
そして東京編。何よりバンドを組むことになっての登場人物の良さ。雪祈は何といっても平さんと豆腐屋のおじさんのシーンかなぁ~~~。あのシーンを読んであぁ雪祈はやっていけるなっていうのを読者の全員が確信できる説得力というか、隠れた連帯感を共有できた気がするんだよなぁ全員と。
「にしてもあんなけいうかね」「でも、あんなけ言ってくれるって」「あの人いい人だよなぁ…」ぁあぁぁあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!アチーーーーーて!!!!!!!!!!いやごめん、セルフ間違えてるかもだけど今父親に貸してんのよ、そこはすみません。いやぁすごいよ。だって今まで散々雪祈はキザでいけ好かない天才キャラだったじゃん。あぁああマジで。根はめっちゃいいやつで周りのことも見てるし、それでいてやっと大っていう自分の才能をフルにぶつけてあっていけるやつ見つけて、ステージこなして、夢だったソーブルーまでこぎつけて!いける!あと一歩!!!
「全然だめだ」
おおおおおおいい!!!!平ぁあ!!!!!!!!!!!!!!!!!ざっけんなてめぇよ!!!!!!!!よ、普通なら。
けっあいつ俺らのこと知りもしないで…よな。でも雪祈は違った。これがたまらなくうれしかったし、希望が持てた。
ちょっとあと玉田のことも言ってないし大の家族の話もしてないけど寝ます。大の父親が大のジャズプレイヤーになりたいっていう告白をなんならちょっと遮るくらい前のめりで「やれよ!とことん」みたいなこと言うのがほんと泣いた。無責任な言葉にも聞こえるけど、夢追いかけてやってるやつにとってはほんと救われた気持ちになるっていうか、一縷の希望になるんだよなぁ。ドンって背中押された後の温かさというか。あぁほんといい。
11/17 さ、ということでね、指先の赤みも絶え絶えながら、ずいぶんと冷え込む季節のなりましたがお元気ですか。あれから何にも気づいていません。あ、ある。あるよ母さん。おれ。じゃあ言います、今日の気づき。
「作業は見張られながらやろう」
もういいかこんなん。gebo
今日友達と食堂に行った。彼は二年間生協カードの発行に手間取り学食を食べずにやってきていた。二年間お弁当だった。そんな彼が免許の受付に行くとどうやら手続きの途中で生協カードを使えるようにしてくれるらしいと話が上がった。そして今日。久しぶりの学食。
「どう?」と聞くと彼はホイコーローを一口食べたのちこういった。
「あったかい」
そーだよなぁーーーあったけぇよなーーーー
そう思いました。今日の気づきいきます。
「学食はあったけぇ」