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さあ遊ぶぞ!出発チームと留守番チーム

わが家には、高3、中3、中1男子。小4の娘がいる。
家業は町の小さな学習塾。
夏休み中は、朝から小学生のあずかり夏期講習。午後からは中3夏期講習。夜は通常授業と家業の方もフル回転。
そんな中で、私にとっても、子どもたちにとっても、有意義でなおかつ楽しい夏休みとなるよう、毎年様々工夫を凝らしてきた。
我が家流の子育て。「いい加減さ」と「厳しさ」のアンバランスともいえる絶妙な調合が伝わるか?
そうだ。夏休み日記をつけてみよう。


8月11日(日)
仕事がお盆休みに入った。さあ、遊ぶぞ!

今年の出発チームは4人(夫婦+息子2人)
次男(中3)はこの夏の最大の課題である卒論書き上げ完了。工学.実験系の論文の予定だと聞いていたが、いつの間に舵きりしたんだか、出来上がりはなんと「筋肉とプロテインとステロイドについて(仮)」。今1番興味があることを突き詰めることができてさぞかし楽しかったことだろう。
三男(中1)も、「吾輩は猫である」の完読指示と感想論文に1番手こずっていたが、兄2人の協力もあって、10科目以上もの課題をわりとスムーズに全て終わらせた。



留守番チームは長男(高3)と長女(小4)
長男は受験生。長女は甲子園に興味なし。

そう、甲子園。
どうしても毎年訪れたくなる場所。
キラキラ眩しい高校球児を、どちらに肩入れするでもなく応援する。彼らの美しい青春の一喜一憂を、お裾分けしてもらう。
一日中涼しく過ごすためのアイテムをあれこれ持参して、まるでピクニックに来たかのようにゆっくり過ごすのだ。
あー、今年も楽しみだ。
なんせ、球場で呑むビールがこの世で1番うまい🍺


1番下の娘が小学生に上がった頃からだろうか。
家族6人で行く旅行よりも、選抜メンバー制の旅行が我が家の主流になった。
ズルい!なんてヤダを言わず「楽しんできてね」と送り出すのがお互いのルール。
(去年の夏の甲子園は、長男と次男が選抜メンバーだった)


今年はどっちみち一日中お勉強の長男が、娘との留守番をかって出てくれた。
朝と晩は、歩いて5分の祖父母宅で食事。昼はあれこれ作って食べてくれる。なるだけ一緒に行動して、リビングで一緒に勉強してくれる手筈。娘用の課題はたっぷり置いてきた。
「テレビは音量を消して甲子園を流しっぱなしにするね」だって。
ありがたい。ありがたい。

早速、娘から
「むぎちゃん(犬)が散歩中に吐いちゃった」って現場写真と
「自由研究の食べれるスライム作り、おばあちゃんちでやったよ」って写真をLINEで送ってきた。
ありがたい。ありがたい。

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