新幹線つれづれ記
三連休で新幹線を使って日本列島を縦断した、人間の車内でのひまつぶし。
ただ、ただ、人に話すまでもないが、何かに残しておきたい新幹線でのあれこれである。
往路
けてーちゃん
とある駅で、こだまを待ってた。同じく、私の後ろのちいさな女の子もこだまを待っていた。だが、女の子の目つきは違った。キラキラと輝いた目をしていたのである。この子は幼くしての鉄オタで、こだまの到着をまだか、まだかと待っているのだろうか。数秒後、少女鉄オタ説は間違いだったことに気づく。やってきたのは、あのなんとも言えない灰色をしたこだまではなく、キティーちゃんが随所にあしらわれたピンクのラッピングこだまだった。
そういえば、ネットで検索した時、小さい字でキティーのこだまだと書いてあったような。
面白いのはここから。
このキティーこだまは各車両のドアの小窓にはキティのリボンマーク🎀あしらわれており、外から見ると、中の人胸にリボンがついているように見える。誰かの到着をホームで待っていない限り、お互い知らない人なので、写真も撮らないので誰得かわからない。
ただ、外からみていると何も知らない新幹線の中のビジネスマンの胸に悉くリボンが付いてておもしろくはあった。
停車中
ファンシーすぎるキティーちゃんの新幹線に真っ赤なカープファンが乗ってきた。私は考えた。今日は土曜日。ペナントレースもいよいよ大詰め。あのカープファンはビジターのデーゲームを見に行くのではないかと。私の予想は、途中からか確信に変わる。新幹線で今からいける距離の球団は…
阪神?甲子園で広島戦があるのではないか?
すかさずネットで調べるとドンピシャ。
大した推理ではないが、推理通りで嬉しかった。
神奈川と東京のはざま
河原で少年たちが、野球をしていた。微笑ましい。だが私の脳裏に一つの疑問が浮かんだ。私が生きてきた中で、あんまり河原で野球をしているところ見たことないのはなんでなんだ? 考えてみた結果、1,地元に大きな川がなかった 2,河原以外で野球ができるくらいの広い土地が確保できた。
復路
駅弁
一度食べたことのある、某駅弁を比較的財布に優しいということで、私のおやつ兼夜ごはんに選択。この旅行の中で初めての駅弁で、少しワクワクしながら蓋を取る。一口目をぱくり。
ん、、、。冷たいな。いやあんまり美味しく。いや、まずいな!何口たべても、まずいものはまずい。冷めた食事でも、ご飯だけは美味しく食べてきたが、今回はご飯もまずい。旅行先の米所で温かくて美味しい新米をいただいてしまったからなのか?
人生時々まずいものを食べた方が、
美味しいもののありがたみがわかるかも知れない。
そう思うことぐらいしかできない…
近いうちにめっちゃうまいもの食べて、
この弁当のありがたみを早く感じたいなぁ
富士山🗻
1年前に初めて東海道新幹線に乗ってから、何度か新幹線を使う機会があり、富士山の前を通っているが、まだ、その全貌を見たことがない。まだ、わぁー富士山だぁー!という経験を一度もしたことがないのである。
行きは富士山川の窓側に座って、天気まで確認したのにも関わらず、まだ通過まで時間あるしーと思ってポッドキャストを聞いていたらいつのまにか通り過ぎていた。ちょっと富士山っぽい山が見えたような気がするが、本物かの真偽はわからない。ちなみに、復路も見逃した。
私が、富士山を見る日はいつの日か。