[本紹介] 瀬尾まいこ『僕らのごはんは明日で待ってる』

こんばんは。トトです。

前回までとは打って変わって今日は「本紹介」をします?

大学で何気なくとった国語の授業内容が、「毎週一冊本を読んで、それを紹介せよ」という内容でした。

そして僕は本を読むのが苦手です

なぜこの授業をとったのか、、、ですよね笑

本を読むのが苦手なんだけど、「本を読みたくない」わけではないんですよ。
読んだ方がいろいろ良いことあるし、いざ読み始めると物語の世界に引き込まれる性格です。でも読み始めるまでが長いのよ、、、

だから、この際だし、強制したら読めるかもしれないと思い今の状態です。
本が好きな人には失礼な動機かもしれませんが、どうか許してください、、、

そんなこんなで紹介文をかいたので、今日はそれをまんま写そうかな、と(笑)

紹介する本は瀬尾まいこ著『僕らのごはんは明日で待ってる』です。


瀬尾まいこ『僕らのごはんは明日で待ってる』 (幻冬舎文庫)

書誌情報

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著 者:瀬尾まいこ
書 名:『僕らのごはんは明日で待ってる』
出版社:幻冬舎文庫
H P :https://www.gentosha.co.jp/book/b9553.html
初 版:2012年04月23日
文 庫:2016年02月26日

内容

兄の死以来、人が死ぬ小説ばかりを読んで過ごす亮太。けれど高校最後の体育祭をきっかけに付き合い始めた天真爛漫な小春と過ごすうち、亮太の時間が動きはじめる。やがて家族となった二人。毎日一緒に美味しいごはんを食べ、幸せな未来を思い描いた矢先、小春の身に異変が。「神様は乗り越えられる試練しか与えない」亮太は小春を励ますが……。


2017年に映画化もされた人気作品です。

中学校までは真面目でどんなことにも熱心に物事に取り組んでいた亮太は、突然兄を失い一変した高校生活を送るようになっていました。そんな亮太に参加する気のなかった体育祭で天真爛漫な小春から「競技のペアになって」と誘われたのがきっかけ。
やがて恋人になり、大学生を経て家族になるところまでが描かれている物語です。
性格が真反対である二人ですが、徐々に亮太が心を開いていく展開を、二人のやり取りを通して感じることができ、読んだ後に前向きになれるような読後感もお勧めの作品です。

アピールポイント
あきれるくらい天真爛漫な性格だけど、きちんと自分を持っている小春に惹かれていく
 亮太と小春の会話が絶妙に心地いい。登場人物も少なく、二人の会話で物語が進んで行くのですが、二人のやり取りがとても面白い。時には考えさせられることも言ってくれます。
ご飯がとてもおいしそう
恋人というつながりより、もっと深いところにある絆で結ばれている二人

この4項目は著者の得意分野なんだと思います。(著者の他作品と比較しても)

著者瀬尾まいこさんの得意分野を一つにまとめたような作品です。


あまり内容に触れずに書くと薄っぺらいアピールしかできませんでしたが、とにかく心が温まる物語なので、疲れているときなどに読んでみてはいかがでしょうか。

瀬尾まいこさんという存在

作家さんの中で瀬尾まいこが一番好きです。作風も出てくる人物も描かれるごはんも言葉の選び方も全部好きです(笑)

でも、世の中にはまだ出会ってない、ものすごい作家さんたちがいます。本に詳しい方、ぜひ僕にお勧めの本を教えてください、、、!

今は村山由佳さんの「天翔る」を読んでいます。来週までに読み終わるかなぁ



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