【ビビリな性格が自分の身を助ける】新米林業屋とてお
どうも、新米林業屋とておです。
新米林業屋の僕が林業についての情報や仕事や子育て、人生について考えていることや感じていることなどをお話ししています。
今回は、【ビビリな性格が自分の身を助ける】というテーマでお話をしていきたいと思います。
僕はとてもビビリな性格というか、ビビリでヘタレです。ビビリでヘタレってね、情けないわーって自分でも思うんですけど。
でも、ビビリな性格は、林業をやる上では自分の身を助けてくれていると思うことがあります。
「これ以上歩いたらやばいかな」、とか、足滑らしたりとか、「この木、傾いているけど切って大丈夫かな」みたいな、1回1回状況確認をちゃんとさせてくれるスイッチが、僕の中でビビリな性格だと思っております。
いちいち「ビビリポイント」というか、臆病になるポイントがあることによって、その作業を一度止めて再確認をするための時間というのが発生します。
これは本当にビビリな性格が、注意力というか、そういうものを上げてくれているんじゃないかなと本当に思っています。
「慣れてきた頃が一番危ないよ」と、車の運転とかでもよく言われると思うんですけど、慣れてきた頃が一番危ない。
これは、例えば運転し始めた頃、車の運転をし始めた頃であったりとか、初めて大きな木を切る時とかって、絶対ビクビクしてたはずなんですよ。
だから、「大丈夫かな、できるかな」っていう不安とか恐怖っていうものがあって、その不安とか恐怖を打ち消すために、しっかりと確認をしたりとか、いろんなところに気を配ったりするわけですよね。
そのビビリなところっていうのが、慣れてくるとなくなっちゃう。
「これぐらいやったら大丈夫やろ」みたいな感じで進めてしまう。
これが「慣れてきた頃が危ない理由」だと僕は思っています。
なので、ビビリな性格って結構得してるなって思う。自分の身を助けるっていう意味では、本当にいいふうに働いてくれてるなと個人的には思っています。
今は草刈りの時期なので、このビビリの性格がまさに役に立っているんですけど。
草刈り中、どんな小さな動きでもすぐに注意してみるっていうふうにしています。
どういうことかというと、なんか小さい虫がパッと飛んでると思ったら、「ハチかな!?」って、ハチとかアブとか、そういう毒を持ってる系の虫。
僕はハチに刺されたことがないんですけど、その一つの理由としては、僕がビビリだからだと思っているんですね。
小さな虫が自分の身の周りを飛んでいたら、「え?なに今の!?」って、すぐにビビるというか、パッてその虫を見ると、「わぁ、きれいなアゲハチョウ!」みたいなことってあるんですよ。
めちゃくちゃ可愛い蝶々にビックリしてるやんみたいな。あとテントウムシとかね、「めっちゃ可愛いテントウムシに、今俺はビビらされてしまった…」みたいなね。
「そんな蝶々にビビるなよー」って自分でも思うんですけど、この「ビビる心」っていうのがすごく大切で、それは蝶々であったりとか、テントウムシっていうハチじゃない別の虫だったっていう結果だけであって、もしかしたら本当にスズメバチかもしれないし、そういう危ない虫かもしれないんですよね。
だから僕は身の周りにブーンって何かが飛ぶと、「え、何今の?」ってビクッとして周りをキョロキョロする。
この癖のおかげでですね、昨日も草刈りをしていて蜂の巣を事前に2つ見つけました。
1匹アシナガバチが身の回りに飛んでいたので、まず警戒します。
1匹だけだったら、餌でも集めてるのかな?みたいな感じで、アシナガバチが飛んでるなーという認識で作業を再開するんですけど、よーくよく観察していると、1匹じゃない、2匹目がいた。
2匹目がいるということはもうちょっと注視してみようと思って、ビビリスイッチ発動してますよね。
すると3匹、4匹と、よく見たら周りブンブン飛んでるんですよ。
「これは近くに巣があるぞ!」と思って、 殺虫スプレーを振りまきながら、草刈りをするのをやめて、巣を探す方に専念しました。
すると近くにあったんですよ、蜂の巣が。
よかったーと思って、蜂の巣にスプレーをかけて、身の回りに飛んでる蜂さんたちにもスプレーをかけて、おとなしくしていただいてですね、草刈りを再開したと。
こういうビビリの性格が本当に役に立っている。
その同じ日に、次はスズメバチの巣、これも事前に発見することができました。
少し大きめの蜂が身の回りをブーンって飛んで、「スズメバチや、これは1匹だけかな?」という風に注視していたんですよ。
すると1匹だけじゃなかったんですよねー。1匹だけじゃなくて2匹3匹、3匹は見たかな。
3匹飛んでるわと思って、すぐに作業をやめて、草むらの中とかをちょっとキョロキョロしていると、ソフトボールぐらいの大きさのまんまるな蜂の巣を発見しました。
よかったー、パチパチパチ。
このビビリな性格のおかげで、僕はもう蜂の巣を事前に発見するというスキルを習得しました。素晴らしいビビリな性格。
この蜂の巣はスズメバチだったので、普通の殺虫剤じゃなくて、スズメバチ専用のスプレーに持ち替えて、退治をして、スプレーを蜂の巣にシュワーッとかけると、中から1匹2匹3匹4匹5匹とワラワラワラッと出てきて、逃げていく蜂さんにもスプレーをかけて、大人しくしていただいて、その後、スズメバチの巣もスプレーをもう一度吹きかけて、中にいないか確認して、草刈り機で、チョンと切り落としました。
すると、蜂の子さんがワラワラといて、ごめんねって思いながら、死んじゃうから、こっち刺されたら危ないから、命に関わるんでね、ちょっとごめん!って思いながら処理をいたしました。
蜂に刺されない理由としては、このビビリな性格が役に立っていると僕は思っています。
仕事中にはムカデにも刺されたことがない。
これもビビリな性格のおかげで、地面をサササって何かが動いたら、とにかくビビるっていう風にしているので、何か動いてるって思ったらすぐに見る。
すると、かわいいナナフシさんだったりするので、「ナナフシさんだぁ〜」って、ほっとしたりするんですけど、そうやっていちいちビビる。
何をするにも、木を切るにもいちいちビビる。「これ大丈夫かな?自分にできるかな?」とか。
車の運転をする時も、慢心せずに、自分の運転スキルを信じない。「大丈夫かな?雨降ってきたけど、ワイパー飛んだりしないかな?」それはもうビビリとは違うけど。
身の周りを小さい虫が飛んでいたら、いちいちビビる。
「いちいちビビる」ことで自分の身を助けていると、草刈りをして蜂の巣を発見したことから、本当に実感しています。というお話でした。
皆さんも慢心せずにビビりまくってください。参考になれば幸いです。
今回はこの辺で。
フォローやSNS等でのシェア、よろしくお願いいたします。
コメントやご質問もお待ちしております。
Twitter上で「林業情報交換部」という林業コミュニティもやっておりますので、そちらもぜひチェックしてみてください。
それでは本日もご安心に。ほなまた!