【林業を活かした「サブスク」】新米林業屋とてお
どうも、新米林業屋とておです。
新米林業屋の僕が林業についての情報や、仕事や子育て、人生について考えていることや感じていることなどをお話ししています。
今回は、【林業を活かした「サブスク」】というテーマでお話をしていきたいと思います。
サブスクリプション、定期購入とか定期購読、月額いくら、年会費がいくらとか、月々お支払いしてそのサービスを受ける。というのがサブスクサブスクと言われているものですね。
Amazonプライムとか、Netflixとか、最近だったらTwitterブルーとかもそうだし、ChatGPTも、有料版は月額いくらとか、あとはYouTubeプレミアムとかもそうですよね。
ああいう月額いくらで定期的にお支払いしてサービスを受けるもの、サブスクリプション、サブスクと言ったりします。
林業のお仕事を生かしたサブスクってないのかなーってよく考えるんですけど、「林業 サブスク」で調べると、「MOKKI NO MORI」っていうアウトドアフィールド、キャンプとかができるところですよね。そこの記事が山ほど出てくるんですけど、これすごいなって思うんですよ。やっぱりね、このサービスって。
東京都檜原村、会員制の本格的アウトドア森林フィールド「MOKKI NO MORI」。森林空間の活用を促進することで、林業に新たな価値を生み出し、都市に住む人々を森の生活へと導きます。
林業やってる方だったら知ってる方が多いんかなと思うんですけど、東京チェンソーズっていう東京の檜原村ですかね、で、林業されている企業さんなんですけど、こちらの代表の方とかが共同でやってらっしゃる、「MOKKI NO MORI」っていうのがあるんですが。
月額いくら、年会費いくら、お支払いして、林業で使ってた作業道とかを活かしてアウトドアフィールドをやっているっていうことなんですけど。
そうなんですよ、こういうサブスクモデルっていうのがやっぱり少ないんですよね、林業って。
「林業 サブスク」って調べると、この「MOKKI NO MORI」さんしか出てこないんですよ、情報としては。
「MOKKI NO MORI」さんでやってるこのサブスクのアウトドアフィールドっていうのはサービスとしてめちゃくちゃすごいなって思うし、素晴らしいなって思うんですけど、しかないんですよね、他に出てこない。
ここって結構ね、いろいろありそうな気がするんですけど。
ただ逆に言うと、僕みたいな、いわゆる一般ピーポーが「林業サブスクなんかあるんじゃない?」みたいな、「儲け話あるんじゃない?」みたいな、 一般ピーポーの僕でも発想として浮かぶっていうことは、そんなものはみんなが考えてるんですよ、そりゃそうですよ。
もっともっと頭のいい人たちがいっぱいいっぱい考えて、結局、定期的に収入を得て、それをサービスとしてしっかりと定着させることが、おそらく難しいからみんなやってないんだと思うんですよ。
サービスを思いついたとしても、それを持続させることが第一なので、おそらく僕みたいに、僕よりもっともっと賢い人たちが、「こういうものが定期販売できるかも」とかっていうので考えても、「いやでもこれ結局持続させようと思ったら採算合わないな」みたいなので、きっとやってないんですよ。なんか問題があるからやってないはずなんですよね。
サブスクモデルで林業を生かして定期的な収入を得るって考えると、例えば薪とか、薪の販売とかをその都度その都度買うんじゃなくて、定期的に月額いくらでこれだけの量を買うとか、お送りしますよーみたいなモデルっていうのは可能なのかなって思ったんですけど、例えば、薪が手に入らないとか、薪作るためにも時間かかったりするしとか、そういったものが原因なのかどうかわからないですけど、やってないのかなと思いますし。
薪の定期販売って結構需要ありそうなんですけどね。 みんな、あれか、薪自分で作るのかなとかね、そこら辺までいろいろ、例えば今みたいに薪の定期販売っていうのを考えたときに、 それのメリットデメリットじゃないけど、そういうのを考えてみて、継続可能かどうか。
あとは、そうだな、草刈りなんかも、1回いくらとかじゃなくて、もうサブスクにしたらいいと思うんですよ。草刈りね。
草刈り、サブスク化しやすいと思うんですよね。
毎回毎回どこどこの林業屋さんに頼んで、毎回お支払いするっていうよりかは、「もうここ絶対に毎回草刈らんといけないから、月額でいくら払っておくから、もしくは年でいくら払っておくから、 ここの面倒は任せるわ」とかね。
草刈りは結構サブスクモデルとしてはありなんじゃないかなって思うんですけどね。 どういう契約内容にするかっていうのは、その施主さんとお話をして。
例えば、道路際の土地を持っているんだが、そこに別にものが建っているわけじゃなくて、 ただただ空き地を持っていると。実際あるんですよ、そういうところがね。
空き地なんですけど、 そこの土地は持っているけど何も建っていない。草だけがボウボウと生えてくる。 道路際だから、道路、歩道に出たりとか草が歩道に出たり、もしくは車道に出ないまでも、右左折するときに伸びてきた草が邪魔で見えにくいとかね。
そういうのがあるんですよ、その現場ね。そこは確かに年1回草刈りに行ってるんですけど、もしかしたら年会費じゃないけど、 そういう契約をしているかもしれないです。すでにね、そういう場所は。
それをもっと、施主さんから「草伸びてきたから刈ってよ」っていちいち連絡をしてもらうんじゃなくて、 「こっちで見とくんで、だいたい伸びてきたなと思ったらこっちで刈るようにしますわ。だから見守り代じゃないけど、月これくらい、もしくは年でこれくらい。で、どうですか。管理はこっちでやってきますよ」とか、そういうような契約の仕方とか。
これはサブスクになるとは思うんですけど、そういう草刈りとかね、絶対に刈らんとダメみたいな。放置してると周りに迷惑がかかるよとかっていうところはサブスクモデルにして、もうこっちで管理しますっていうような形とか。
でもね、それぐらいしか思いつかないんですよね。定期的なやつ。
林業の雑誌とかね、雑誌とかは定期購読とかっていうのがね、しやすいと思うんですけど、 じゃあその一般の企業が刊行するもので定期的に発信をしないといけないから、それも難しいよなと思うんですよね。
あとは、そうだな、椎茸の原木とか。
椎茸の原木を定期的に販売します。 もしかしたら椎茸やる方とかだったら、自分でそれを育てるのが好きっていう人が多いかもしれないから、 あんまりこっちが全部やりますよってやっちゃうと人気が出ないのかな。だからやってないのかなとかね。
やっぱりそれでも、こうやって考えることは大事だと思うんですよね。何かないかなみたいな。
「こういうことってどうなんかな」って思いついたら誰かにちょっと聞いてみるとかね。
「実際にそれやってるよ」とかっていうのがあるかもしれないし、逆で、「それな、考えたいんやけどなぁ。合わんのよ、採算が。」とか、そういう話ができるかもしれないし。
そういうね、いわゆるビジネスビジネスしてる考えを持っている方っていうのが、正直、こういうお話できそうだなっていう人っていないんですよね。これが問題なんですよね。
もうちょっとガツガツできるところはガツガツしていいんじゃないかなって思うんですけどね。
林業でのサブスク、何かいいのないかなっていうのを考えながら、実際に今、既にあるもの、ないもの、既にあるものはどういうメリットがあって、ないものはどっかしら何か問題があるぞみたいなのを考えていますというようなお話でした。
今回はこのへんで。本日もご安全に!ほなまた!