『神秘的』

「夢」はひとまず置いておいて
「夢のような」とはどういうものだろう
夢のような景色ほど夢は美しいのだろうか
夢のような一時ほど夢は尊いのだろうか
夢のような話ほど夢は希望に溢れているのだろうか
「夢」はいつの間にか
「夢のような」ものに悉く負けているのではないか

想像上の産物と
それと見紛うほどの現実
どちらが神秘的だろうか


〜解説のようなもの〜

安くなっていく言葉ってあるなぁと。もちろんそれが全てにおいて悪いとは思いませんが、たまに立ち返ってみるのも悪くないかなと。
たまに、夢の中ですごいフレーズやリズムが浮かぶんですが、起きてそれを拾う作業ほど歯痒いものはありません。あんなにも素敵だったものをカケラ程度も満足に再現できない。

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