癖
友人が持つ些細な癖が好きである。6割くらいは笑い方に関するそれで、あとは言葉と仕草。
癖とはその人をその人たらしめる貴重な個性であると思う。ここでは良し悪しはあまり問わないものとする。自分にも幾つかの癖があって、それを個性と呼ぶかコンプレックスと呼ぶかで度々悩んでいる。
例えば自分は人と話す時に目が合いそうになったら必ず視線を逸らす癖がある。全く目を合わせられない。世間一般的に人と話す時は相手の目を見ながら話すのが最良とされているが、「個性」という言葉はこの理論に勝てるだろうか。勝てないのであれば、この癖は治すべき「コンプレックス」に成り果ててしまう。可能であれば個性と呼んでいたい。
どうあれ、癖はあくまで癖である。よほど人に迷惑を掛けるそれで無ければ改善する必要は無いはずだ。ちょっと変わった笑い方、変わった仕草、変わった発言。あなただけが持つ重要な性質である。是非大事にして欲しい。
スタジオ入りてぇ…