印象
自分の外見から得られる印象があまり良いものではない事を最近知った。友達数人から教わっただけに過ぎないものの、共通していたのは「最初こんなに話す人だとは思わなかった」という恐らく外見に反した中身の意見。
ファッションに関する諸々をそこそこ諦めている私は年甲斐もなくドラクエのロゴをオマージュした意匠が胸元にデカデカと印刷されている服などを余裕で着用している。サイズもやたらデカかったりする。色弱の分際でえらくカラフルなスニーカーを好んで履いたりもしている。おまけに前髪が重い。役満である。ふと部屋にある冬物の服に目をやると7割が黒。どれも豪快に人を選ぶ珍妙なデザイン。裏ドラも乗った。
「近寄り難い」の一言に尽きる。この外見なら中身は陰キャ根暗無口ひねくれオタクでなければ説明が付かないのだが、いかんせん私は会話が好きである。この容姿を継続する意思がある以上何とかして無口にならなければ。残りの要素は問題なくクリアしている。
更に言うなれば人を遠ざける悪印象の原因は外見のみに他ならない。創作物である。
深夜放送というサークルで東方アレンジ楽曲を10年以上細々と制作し続けているのだが、こちらの動画をご覧頂きたい。5秒でいい。
そらそうだろ。思想が強そうすぎる。このイントロでコミュ強は厳しい。
即売会に至っては、この系統の作品が幾つも並んでいるスペースに鎮座しているのが直近で紹介したあの方である。もはや異論の手札が一つもない。超高校級の島中作家。シロかクロかくらい色弱でも分かります、僕です。オシオキ希望です。
これらを乗り越えて過去話し掛けてくださった、延いては今現在まで仲良くしてくださっている方々に改めて感謝の意を申し上げたい。勇気を出してくれてありがとう。今後ともよろしくどうぞ。
この文章をご覧になっている今後どこかでお会いする機会があるかもしれない見知らぬあなた、勇気を出してください。これでも30年ほど日本語を扱ってきた実績があります。いつでも会話受け付けてますよ。
イコと申します。
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