温故知新(詰パラ253号)
今日は詰パラ253号(昭和52年2月号)を読んでみることにしょう。表紙をめくるとすぐに詰将棋順位戦(といっても、現在の順位戦とは全く異なる)があり、そこにペン太さんが初登場している!どうやらこれがパラ初入選作のようである。暗算で解こうとしたが、見かけよりずっと手強い。初手がすぐに見えるかどうかだが、私はかなり悩まされたことを告白しておく。
小泉 潔
(詰パラ 昭和52年2月号)
43飛、34玉、46桂、同と、同飛生、52飛、35歩、同玉、36銀、46玉、
47金迄11手詰。
あと、フェアリー研究室の門脇氏の話が一寸面白いので、引用しておこう。
(前略)東京にホラワタ氏という碁の天狗あり。ある席でアマチュア高段者から一局御指導をと乞われ、四目置きなさいと云ったとか。 アマチュア氏驚いて「私は岩本先生に三目で御願いしているんですが」と云ったところ、ホラワタ氏少しも騒がず「私と岩本先生を一緒にされちゃ困るな」とアゴをなでたという話。これ、秋葉原では有名なセリフで知っておくととても便利。「黒川さんと門脇さんはどちらが強いんですか」「黒川さんと私を一緒にされちゃ困るな」と、ニヤニヤしながらアゴをなでる。ちょっと愉快なものです。貴方もやってみませんか。脱線、脱線。