6日目予備日活用
今日は土曜日。土日は平日に出来なかった分を終わらせてしまう予備の日として取っています。予備日があるからと言ってやらないと、今週の目標を達成できないので、毎日1問でもいいから進めていきたいと思っています。というわけで、今日の問題。
心理 問題11 発達障害に関する記述のうち、最も最適なものを1つ選びなさい。
1 限局性学習(SLD)は、全般的な知的発達に遅れが認めらえる。
2 自閉症スペクトラム症(ASD)は、通常、6歳以降に発症する。
3 自閉症スペクトラム症(ASD)は、知的障害を伴わないのが特徴である。
4 自閉症スペクトラム症(ASD)と、注意欠如・多動症(ADHD)の両方が併存することがある。
5 注意欠如・多動症(ADHD)は、男児よりも女児の方が有病率が高い。
(注)選択肢に使われている診断名に係る用語は、「精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM-5)」に基づく。
解説のようなもの
1⇒ 精神遅滞や脳損傷、神経学的疾患ではなく、学習の機会も不足していないのに、同年齢の人達よりも著しく勉強ができない神経発達障害。精神や知的発達には問題はないが、文字が認識できない、基本的な計算ができず、テストでは平均点以下ということがある。ただ、「絵を描く」などのデザイン系の能力は平均以上だったりする。
2⇒ 早ければ、症状としては乳幼児(0~1歳)頃から「ミルクを飲みたがらない」などのような症状がみられることがありますが、ハッキリと診断されるのは2歳以降が多い。6歳ということはない。
3⇒ 知的障害を伴うことがある。4の解説にも書いてます。
4⇒ 自閉症の合併症には、注意欠如・多動(ADHD)、不安神経症、知的障害、うつ病、睡眠障害、てんかんがある。これが正解
5⇒ 男児に多く見られる
というわけで、正解は 4
参考サイト:スバルメンタルクリニック様、ハートクリニック様、りたりこLIFE様、和歌山県立医科大学医学部森川先生ppt、にこにこクリニック様
これは、人体の構造~と範囲がガッツリ被った問題でした。DSM-5はでますねー…人体の部分のテキストを持ってきていないので、専門医の先生方の解説から学ばせていただきました。ありがとうございます。
限局性学習障害などの障害をもつ学生さんの進学に伴い、福祉大学でも実習先などに「合理的配慮」をお願いするパターンがでてきたと先生が言っていたことを思い出します。学校や職場、いや、人生を型にはめることから脱していかなければならないのでしょうね。