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畳に敷布団を使うとダメになる?後悔しないための選び方と対策

「畳に敷布団を使っていたら、なんだか畳が変色してきた…」「敷布団を動かしたらカビが生えていてショック!」なんて経験ありませんか?畳に敷布団を敷くときは、ちょっとした工夫や知識が必要です。

知らないまま使い続けると、畳も敷布団もダメになってしまうことも…。この記事では、畳職人としての経験をもとに、畳を守りながら敷布団を快適に使うためのコツをお伝えします。気を付けるポイントを知って、安心して畳ライフを楽しみましょう!


この記事のポイント

  1. 畳に敷布団を使うときの注意点とリスクを解説します。

  2. 畳を傷めない敷布団の選び方を具体的にお伝えします。

  3. 畳と敷布団を長持ちさせるための簡単なケア方法を紹介します。

  4. 畳職人としての体験談を交えて、失敗しない使い方のコツをお教えします。




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■畳に敷布団を使うとダメになる理由とリスク


畳に敷布団を直接敷くと、知らないうちに畳を傷めたり、健康を害する原因になることがあります。この章では、湿気とカビのリスクや、敷布団が畳に与える悪影響について、私の体験も交えながらお伝えします。


・畳に敷布団を敷くと何が起こる?湿気とカビのリスク

畳は湿気を吸いやすい性質を持っています。そのため、敷布団を敷きっぱなしにしておくと、布団の下に湿気が溜まりやすくなります。この湿気が原因でカビが発生し、畳の表面が変色したり、悪臭がするようになることも。さらに、カビはダニの温床になりやすいので、健康にも悪影響を及ぼしかねません。

例えば、あるお客様から「畳が白く変色してきた」という相談を受けたことがあります。その原因を調べると、敷布団を長期間同じ場所に置きっぱなしにしていたため、湿気が溜まり、カビが広がってしまっていたのです。こんなことにならないように、普段から注意が必要です。


・実体験-放置した敷布団がカビだらけに…畳職人が見た失敗例

私が畳職人として実際に体験した話です。ある日、敷布団をどかすと、布団の下側に大きな黒カビが広がっていました。

その家の方は、「敷布団の下を掃除するなんて考えたこともなかった」とおっしゃっていましたが、湿気を防ぐ習慣がなかったために、カビがどんどん広がってしまったんですね。

このように、湿気は気づかないうちに畳や布団にダメージを与えます。特に梅雨時期や冬場は要注意。寒い季節には窓を閉め切ることが多いため、湿気が溜まりやすいんです。

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・敷布団が畳の寿命を縮める原因とは

畳は通気性があるのが特徴ですが、敷布団を置きっぱなしにするとその通気性が妨げられます。

その結果、湿気が抜けにくくなり、カビや腐敗が進んで畳の寿命を縮める原因になります。さらに、布団を長く同じ場所に敷いていると、畳表に圧力がかかり続け、畳がへこんだり、素材が劣化しやすくなります。

たとえば、敷布団のサイズが大きすぎると、畳全体に負担がかかりやすくなります。そのため、畳の上で布団を使う場合は、こまめに場所を変えたり、通気を確保するようにすることが大切です。


■畳に敷布団を使う際の注意点と対策

畳と敷布団をうまく使うには、毎日のちょっとした工夫が大事です。この章では、湿気対策や敷布団の管理方法について、具体的な方法を紹介します。簡単にできるポイントばかりなので、ぜひ実践してみてください。

・毎日の換気と湿気対策の重要性

畳に敷布団を使うときに一番大事なのは、湿気をためないことです。敷布団をそのまま敷きっぱなしにしておくと、湿気が畳と布団の間にこもりやすくなります。そのため、毎日布団を上げて、畳をしっかり乾燥させる時間を作りましょう。

実際に、私の家でも朝起きたら必ず布団を畳からどけて、窓を開けて換気をします。これをするだけで、湿気のこもり具合が全然違いますよ。また、天気のいい日は畳自体に日光を当てるのも効果的です。

・布団を使った後に必ず行うべき習慣とは?


敷布団を使った後、そのまま畳に敷きっぱなしにするのは絶対NGです!使った後は、敷布団を上げて裏返したり、壁に立てかけるだけでも大きな効果があります。これにより布団の裏側に溜まった湿気を逃がすことができるからです。

例えるなら、濡れたタオルを畳んだまま放置するようなもの。乾かないままではどんどん湿気が溜まってしまいます。少しの手間で大きなトラブルを防げるので、ぜひ習慣にしてみてください。

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・畳職人が実践する正しい布団の管理方法

畳職人としておすすめするのは、定期的に敷布団の位置を変えることです。例えば、一週間ごとに布団を左右や上下にずらすだけで、畳の同じ場所に負担がかかるのを防ぐことができます。また、冬場は特に湿気がこもりやすいので、除湿機を使うのも効果的です。

さらに、畳の目に沿って掃除することも大切です。布団の下に細かいホコリやゴミがたまると、湿気が吸収されやすくなるので、定期的に掃除機をかけてください。

これらのポイントを押さえておくことで、畳も敷布団も長持ちします。「少しの手間で畳が守れる!」と思えば、日々のケアも楽しくなるはずです。次は、畳にぴったりな敷布団の選び方についてお話しします!


■畳と敷布団に適した選び方とおすすめアイテム


畳に敷布団を使うなら、どんな布団を選ぶかが重要です。この章では、畳を傷めず快適に使える敷布団の選び方や注意点について詳しく解説します。畳職人としての視点から、おすすめのポイントをお伝えします。

・畳に優しい敷布団を選ぶポイント

敷布団を選ぶ際に注目すべきなのは、布団の通気性と硬さです。通気性の良い布団なら湿気がこもりにくく、畳へのダメージを最小限に抑えられます。たとえば、軽い素材で作られたものや、通気性を考慮した構造の敷布団がおすすめです。

また、あまりに柔らかい布団だと、畳の上で体重が集中し、畳表がへこみやすくなることがあります。適度に硬さのある布団を選ぶことで、畳を守りながら快適に寝られますよ。

・購入時に気を付けたいこと-サイズや通気性のチェック


敷布団を選ぶ際は、サイズ感にも注意しましょう。畳の縁にかかるほど大きな布団は、畳の縁部分を傷めてしまう原因になります。畳にピッタリ収まるサイズを選ぶのがポイントです。

さらに、布団を選ぶ際に確認したいのが「通気性の良さ」をアピールしているかどうかです。「通気性に優れた構造」や「湿気対策設計」といった表記があるものは、畳に向いている可能性が高いです。実店舗で触ってみるのも良いですね。

正しい敷布団を選べば、畳へのダメージを防ぐだけでなく、快適な睡眠環境も手に入ります!次は、畳と敷布団を長く使い続けるためのメンテナンス方法をご紹介します。

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■畳と敷布団を長持ちさせるためのメンテナンス術

畳と敷布団を長持ちさせるためには、日頃のメンテナンスが欠かせません。この章では、畳と敷布団をキレイに保つための簡単なケア方法や、畳職人として実践しているポイントをお伝えします。


・週に一度は必須-畳と敷布団のケア方法

まず、敷布団を使い続けると、畳の上に湿気や汚れがたまりやすくなります。そのため、週に一度は敷布団を上げて、畳をしっかり掃除しましょう。掃除機を使う場合は、畳の目に沿って動かすとゴミやホコリを取り除きやすいです。

また、畳自体を乾燥させるために、窓を開けて換気することも大切です。天気の良い日には、畳に直接日光を当てると湿気対策になります。布団も外に干せば、ダニやカビの繁殖を防ぐことができますよ。


・まとめ-畳と敷布団を正しく使い快適な生活を守る

畳に敷布団を使う場合、湿気やカビ、圧力によるダメージを防ぐための工夫が必要です。日々のちょっとしたケアをするだけで、畳も敷布団も長持ちしますし、快適な睡眠環境を維持できます。

この記事で紹介した注意点やケア方法を取り入れることで、畳も敷布団もキレイで快適な状態を保つことができるはずです。手軽なメンテナンスから始めて、畳ライフをもっと楽しんでくださいね!

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【執筆者】前田畳店 代表 前田昌俊 ・岩手県盛岡市で60年以上続き地元の皆様に愛され続けている 前田畳店の二代目店主 ・畳、襖、障子、壁紙、網戸の張り替えと襖紙販売店『和紙屋』代表 ・現在登録者7000人の襖系Youtuber ・畳技能士資格、畳職人指導員資格と壁装技能資格を保有 ・『お客様への真心』が仕事の原点。これからもその信念を大切に貫く51歳

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