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足を組むって?〜姿勢に関する大きな誤解!

足を組んではいけない!?
行儀の問題ではなく姿勢の問題でもよく言われる話だが、実は全く関係ない
世の中で言われる姿勢に関しても一般的には大きな誤解を持っている方が多く「姿勢が悪いと〇〇だ」という話は論理的ではない。

そもそも足を組んではいけない、と言われたら歩くことさえできない。
歩行というのは足を常に前後前後に動かすわけで、左右のバランスが悪いことになってしまう。
いや、歩行は均等に右左が前後前後しているのだからいいけど、足を組むのは…と思う方も多いかもしれないが、それならそれで「片方だけで足を組むくせ」がいけないわけであって、両足とも均等に(30分おきなどw)足を組み替えていれば全く問題がない、ということになりますよね。

だから私はこの手の相談を受けると「足組んでみてください」「そのあと反対の足に組み換えてみてください」「違和感はありますか?」ここで『いや、特に両足とも同じ感じです』と言う方は全く問題ありません。
『あ、右足が上(だいたい後から組んだ方)だと引っかかる、というか違和感があります』と言う人がたまにいますが、私は「ではその違和感がなくなるまで右足上で組み続けてください、毎日」と言います。

足を組むってそう言うことなんです。

目くじら立てて「足を組んだら骨盤がズレる!」なんて言っている人は、残念ながらプロや医学者ではありません。
例えば、右足が組みにくい人でしたら(長い距離を歩けば歩くほど)歩行の際に右足が前に出にくく、通常からも足音が左右違っていたりしますので、むしろその音なり歩様なりをしっかり見極めることができなければプロとは言えません。

漢字テストみたいですが…
姿勢に関して「そんな格好(足を組む、猫背その他)していたら〇〇がズレる!」とか言っている人は姿静だと思っているのではないでしょうか?姿勢は姿いなのですから、静止画ではありません!もっとアクティブなものなのですよ。
身体のこと健康のこと不調のこと、お気軽にご相談ください!

(株)ニューログリア脳神経科学研究所
代表取締役 小林昌彦
オーストラリア王立メルボルン理科大学医学部卒業
スリランカ国立アンパーラ病院にて神経内科医として勤務
現在自然医学の治療院として、古代インド医学アーユルヴェーダ、東洋医学、古代インディアン医学などを研究統合して実践しています。
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