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入院保険騙し取った?〜報道って怖い

「8−2でリードしていますが、満塁でホームランが出ると2点差に迫られる大ピンチに…」
それってピンチじゃない!w

報道番組の言葉遣いはさすが「言葉のプロ」とても丁寧でわかりやすく伝えてくれるが、意図的に表現を大袈裟にしたり、話を流動させたりと、わざと特定の方向に印象付けていく傾向があるのがすごく気になる。

報道番組と情報番組の境目がなくなった昨今、明らかに『意図を持った』報道(のような情報)が溢れかえっている。

例えば子供にご飯を与えず飢えさせて、入退院を繰り返し保険金で500万円以上支給されていた母親が幼児虐待で逮捕された事件に関して、メディアではしきりに『保険金詐欺』扱いしているが、あれも典型的なすり替えだ。

容疑者は子供を虐待してその結果、保険からお金を引っ張るという非人道的な行為を犯したことは間違いないが、保険を契約して条件(子供の入院)を満たしたら、保険金を受け取る資格を手にしていたことには間違いないのだから、断じて保険金詐欺ではない。

そもそも診断権が病院の独占になっていることで、交通事故などでも形だけで中身のない診断書で保険を引っ張り出している人がたくさんいるように、この容疑者も娘が入院した形だけの?診断書で保険金を受け取る資格があったのだから、その制度の方が問題なのではないだろうか?

虐待は罪です。
それは間違いないのですが、どうでもいい(失礼💦)診断書を根拠にしたずさんな保険金支払いシステムを棚に上げて、保険金詐欺、保険金詐欺と騒ぎ立てるのは報道番組がいかに偏っているかの典型的な形だ。

保険を食い物にしている人は日本国内にとてもたくさんいる。
だって根拠となる診断書は形ばかりだし、保険金支払いシステムがその診断書をもとにしているんだから当然だ。
保険金詐欺!と声高に騒ぎ続けるのは、そんな保険を食いもんにしている人たちへの警告のようにしか見えない。
根本的にシステムを変えるべきなのにね。

ちなみに毎日のように、半年前や一年前の映像をバンバン流して強盗のニュースを垂れ流しているのも『タンス貯金撲滅運動』にしか見えない…。

鵜呑みにさせて、扇動するのは簡単なようです…人の世は面白いですね!
身体のこと健康のこと不調のこと、お気軽にご相談ください!

(株)ニューログリア脳神経科学研究所
代表取締役 小林昌彦
オーストラリア王立メルボルン理科大学医学部卒業
スリランカ国立アンパーラ病院にて神経内科医として勤務
MENSAジャパン会員
現在自然医学の治療院として、古代インド医学アーユルヴェーダ、東洋医学、古代インディアン医学などを研究統合して実践しています。
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