科学ではわからない?
「科学では解らないことがたくさんある」
スピリチュアル好きな方々からこんなセリフを聞いたことがあると思う。
科学者はこんなセリフを言わない。
なぜなら科学者は
「科学では全てが解らないことをよく知っているから」
である。
この世の森羅万象、人間が肉体で感知できるものなんてごく限られている。
目という器官で光を感受する、鼻粘膜と舌の表面で化学物質を匂いと味という信号で感受する、耳の鼓膜は空気の振動を音として感知する、皮膚にはとんでもない数のレセプターがあり主に圧迫を触覚として感知する。
これが人間の五感の全てで、我々が肉体で感知できない、人間の肉体の限界を超えた現象をも計測して分析するのが科学というツールなのだ。
その計測が全てでもない。
実際、赤外線スコープなどができるまで温度のあるものが、X線が使えるまで無機物がそれぞれビジュアル化できるなんて思ってもいなかっただろうし、今でも当時と同様に、まだ判別できないエネルギーなんていくらでもあるであろうことは、科学者はみんな知っている。
つまり科学的な思考とは、本来
「見ているもの、数値化されたものが全てではないが、現時点で判明しているものから類推しよう」
というスタンスのことであり、決して傲慢(日本の〇〇病院のように)であってはならない。
科学が傲慢になればなるほど、つまり見えているものや計測されたものが全てだという態度で人を抑圧しようとすればするほど、科学を毛嫌いしてしまう人を増やし、アンチ科学者を生み、
「科学では何もわからない」
という主張が増えてしまうように見えるのが残念だ。
日本国内でスピリチュアル系の方々ほど日本の病院に行かない、という事実は、この科学の抑圧と反発を如実に表しているように見えてならない。
日本の医学(学問)は科学的に優れていても、現在の医療現場(日本の病院機関)は保険制度の下で行政機関のようにしか振る舞うことができなくなっていて、本当の医学者の立場ではなく、政治的、行政的な立場で喋る人ばかりの集まりになってしまっているので、この現状はやむを得ないのであろう。
あ、話それてしまった…
これ以上はここでは言えない…
科学は万能ではない。
科学者は本当はそれを知っているはずだ。
万能じゃないから科学は楽しいのだ。
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(株)ニューログリア脳神経科学研究所
代表取締役 小林昌彦
オーストラリア王立メルボルン理科大学医学部卒業
スリランカ国立アンパーラ病院にて神経内科医として勤務
現在自然医学の治療院として、古代インド医学アーユルヴェーダ、東洋医学、古代インディアン医学などを研究統合して実践しています。
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