「チャックより愛をこめて」を読んで
大好きな友だちに誕生日にもらった黒柳徹子さんの「チャックより愛をこめて」をやっと読み終えた。(もう貰ってから2年ほど経ったかな)
今読んで本当によかった。
心がなんとなくザワついていた今日この頃、この本がふわっと「大丈夫よ」と声をかけてくれた気がした。
この本は徹子さんが単身でニューヨークに1年間留学したときの日記がメインなのですが、
本当に心のままに書いている感じがして、読者の一人である私の心にもスッと入ってきた。
私は日記を書く時に悲しい気持ちとか”本心”とかを何となく消してしまう癖があるのだけど(忘れたい気持ちとか自分への罪悪感から)、この本では悲しい気持ちも本心(本人でないからわからないけどきっと本心)もありのままに綴られているのに読んでも全く嫌な気持ちにもならず、徹子さんの魅力的な文章にどんどん吸い込まれていった。
最後まで読んで『やっぱりこれってみんな悩むことなんだ』と安心したり、『ニューヨークに行ってみたいな』と生きる希望が湧いてきたり、『最近特定の人とばかり会っているな』と自分を省みたり。
生きるヒントがギュッと詰まっていて、また心が寂しくなったり、悩んでしまった時はこの本を読んでみようと思った。
直接答えが書いてあるわけではないけど、助けてくれるような気がする。
毎日がすぐ過ぎていってしまうから、私も続く限り日記を書いてみようかな。
そういう時間、すっかり忘れてた。今日は何があったかな。
とにかく心がスッキリした。
この本をプレゼントしてくれた大好きな友だちに感謝します。