マリオカートは何故『おもしろい』のか?
としお(@tossy_XD)です。
普段はデレステのnoteを書きまくっているんですが、元はマリカ界隈の人間なのでマリオカートについて語っちゃおうと思います。
マリオカート歴
というわけで、かれこれ17年近くこのマリオカートシリーズを遊んできているわけです。現役プレイヤーの中でもここまで長期間やってるってのも珍しいのでは…って言ったら古参勢に怒られますかね。
マリオカートを構成する3つの要素
これだけ同じシリーズを続けてプレイしている理由はファンだから、というのも少しはありますが、何より『面白いから』に違いありません。
では一体どこにその面白さを感じているのでしょうか。
運要素
マリオカートをマリオカートたらしめる最大の要素が運です。
従来のレースゲームでは速さがそのまま勝敗に直結し、そのストイックなゲーム性から初心者が楽しむには難しいという側面がありました。
そんなレースゲームの常識を破壊したのがアイテムによる運の要素です。アイテムにより従来では考えられなかったような一発逆転が起こるようになり、初心者でも楽しめるゲーム性となりました。
走力
いくら運ゲーと言われているマリオカートでも、あくまでレースゲームであることには変わりません。純粋に速く走る力(走力)は非常に重要です。
走力という要素があることにより、『ある程度の実力差であれば運でひっくり返せる可能性』を残したまま『絶対的な実力差はいくら運が良くても覆えせない』という絶妙なバランスをキープしています。
戦略
上の2つだけでゲームが決まるのであれば『同じぐらいの速さの人が戦ったら結局運ゲーになるのでは?』と思われるかもしれません。しかし実際にはそれ以外にも勝敗を左右する重要な要素があります。それが戦略です。
『打開』や『前逃げ』といったレース全体を通しての戦略もありますが、より細かいところではアイテムの使い方を一つ取っても様々な戦略があります。
例えば同じ緑こうらを使うにしても、『前に投げて攻撃』『身につけて防御』『後ろに投げて攻撃』とさまざまな選択肢があります。こういった中から周囲の状況も織り交ぜつつ、瞬時に最適な判断をしていかなければなりません。
他にも様々な戦略はありますが、話しだすとキリがないのでこの辺で。
これらの3つの要素が複雑に絡み合うことでマリオカートのゲーム性は成り立っています。この絶妙なバランスこそが『マリオカートのおもしろさ』の正体ではないでしょうか。
もし仮にどれか1つでも要素が欠けてしまえばそれはマリオカートではなくなってしまうでしょう。逆にここさえキープされていれば、どの時代の作品であっても十分なおもしろさは確保されているはずです。
マリオカートを""楽しませてくれる""3つの要素
それ以外にもマリオカートを楽しませてくれる要素は沢山あります。中でも個人的に重要だと思っているものを挙げてみました。
個人戦であること
基本的にマリオカートは個人戦のゲームです。そのためチーム戦のゲームでありがちな味方へのストレスがそもそも存在しません。
味方に迷惑をかけるという概念もないので好きな戦法を自由に試せたり、ランクマッチ(レート戦)でもフリー対戦のように気楽に遊べます。
放置や切断といった問題に対してもマリオカートは影響が少なく、対戦以外の部分でストレスを感じることはほとんどありません。
試合のテンポが良いこと
1レースに掛かる時間はおおよそ2~3分、レース間の待機時間も1分程度と非常に対戦のテンポが良いです。3周という周回数はゲームバランス的にも丁度良く間延び感がありません
またマリオカートのオンライン対戦では、部屋を抜けない限り同じ相手と連続で対戦します。そのため一度マッチングさえしてしまえばその後は相手を探す時間が必要なく、これがテンポの良さに拍車をかけています。
勝敗がはっきりしないこと
一見マイナスポイントのようにも見えますが、そうではありません。
試合の中にも例えば『めちゃくちゃいい勝負をしたけど負けた試合』と『一方的に負けた試合』のように、少し種類の違う勝敗ってありますよね。でも普通のゲームの場合、結果としては勝ち負けのどちらかにしかならないわけです。
他の対戦ゲームの多くが試合結果を『勝ち』『負け』のどちらか、言わば0か100かで表現しますが、マリオカートでは結果を順位で表現するため勝ち負けどちらでもない結果が用意されているわけです。
たとえ上位を取ることが難しくなったとしても少しでも順位を上げる努力が後に生きたり、あえて1位は狙わずに継続して上位を狙うといった選択も時には必要です。マリオカートが"アベレージゲー"と呼ばれる所以はここにあります。
最後に
最新作のマリオカート8デラックスはプレイ人口も鬼のように多いので、この記事を見て興味を持った方はぜひ遊んでみてくださいᕦ(ò_óˇ)ᕤ
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