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日本人の低級自然霊化

昨今、10代の若者の一線を超えた、「シャレにならない悪戯」が世間を騒がせています。

私も若い時は、ヤンチャしたり無茶したり、そんなに自慢できるような品行方正に生きてきた人間ではありません。

がしかし、最近の若い人がやるようなことはしたことは無くて、我々の若い頃はみんなどこかで「これ以上やったら本当にシャレにならない」という一線を、ちゃんと理解してたように思います。

私らが子供の頃は昭和だったので、近所にカミナリ親父がリアルでいました。

あとは通りすがりのジジイやババアが、

「静かにしなさい!周りに迷惑でしょう!!」

などと、ガチで怒ってくる人とか普通にいました。

言われた瞬間は、

「なんだよ、クソババア!うるせえんだよ!」

とか思っていましたが、そういう人達のお陰で、私たちは、「最後の一線」を超えることなく、何とかまともに大人になりました。

親も厳しかった家の子が多くて、箸の持ち方や、公共施設などでのマナー、礼儀・礼節をけっこううるさく言われた世代でした。

だから、最近の若い人の行動が全く理解できないんです。

まるで、野放しにされた獣のようで。

確かに、一線を超えるほどの、酷い悪戯や犯罪行為は決して許されるものではありません。いくら未成年であっても、然るべき処罰を与えるべきです。

ただ、そのクソガキたちを責める前に、そもそも、そのガキたちの親世代が、きちんと人としての基本的な躾をしてないんじゃないか?と思うのです。

というか、親世代も躾がどんなものかすら解ってない感じもしますね。

「とりあえず、勉強だけやっていればいい」

「とりあえず、学校では問題起こさないで、周りの友達と上手くやってほしい」

差し当って、こんなことだけを考えているのでしょう。

本当はもっと、人としての根幹部分をきちんと教えないといけない。

でも、最近の親(祖父母も同罪)は、産んだら産みっぱなし。

語弊があるかもしれませんが、人間は産まれてからティーンの間はただの獣です。

犬だって猫だって、きちんと躾するでしょう?

ハッキリ言って、人間だって、生まれたばかりは畜生と一緒です。

だから、早い段階で物事の善悪や基本的な礼儀や礼節をしっかり教えないといけないんです、周囲の大人が。

でもその大人たちも非常に幼稚化していて、自分のことすらままならない。

自分で自分をしつけることが出来てない大人が、量産されています。

何でもアリになってきちゃいました。

まあ、大人の世界がそんな感じだから、今の子供たちが世の中を舐め腐って、好き勝手ふざけるのはある意味仕方ないなって思います。

人間を、一人前の大人に仕上げるのは本当に大変だし、覚悟がいることだと思います。

生涯を賭けた、一世一代の命がけの壮大なプロジェクトです。

その覚悟もないまま、何となくで結婚して、何となくで子供を産んで、あとはほとんどほったらかし。

街で良く見かけるのは、ママ友同士でお喋りに夢中になって、自分の子供から目を離している親が凄く多いこと。

すごいあれ、気になります。

本当に、この人達は、人を産み育てることの本当の重さや意味がわかっているのか?と疑いたくなります。

「ママ友と喋ってる暇があったら子供の事もっとしっかり見とけよ、バカタレ!」と言いたくなります。

きっとこの母親たちは、自分のことしか考えてなくて、根本的に子供に無関心で、ある程度レールに乗ってくれればOKで、時にきつく叱ったり怒ったりすることもないんだろうな~と想像できます。

こんな感じの子育ての向き合い方だから、子供がどんどん無軌道な方向にいっても全然気づかず、昨今のようなシャレにならない悪戯や犯罪行為を犯して、初めて自身の子育てのずさんさに気づく。

低級自然霊化とは、こういうことを言うのです。

そもそも、自然霊というものを、皆様はご存じでしょうか?

自然霊には、神社に祀られている、高級な自然霊もいますが、その辺をウロウロしている野狐や毒蛇やら狂犬や化け猫などの、低級な自然霊も存在しているんです。

動物霊のようですが、霊視によって可視化させるとそういう風に見えるというだけであって、あんなペットで飼われてるような愛くるしい動物たちとは全くの別物です。

自然霊全体の特徴として、自然霊には、人間にあるような、「情愛」「感情」「忖度」などの、人霊的感情はありません。

それは何故かと言うと、自然霊は「この世に肉体を持ったことのない魂」だからです。

だから、例えると、「超合理主義者」みたいなものなんです。

高級な自然霊はそもそも霊格が高いので、宇宙的視点で、私たち人間を見ています。

だから、超合理主義であっても、きちんと礼儀礼節をわきまえれば、願いをかなえてくれることもあるし、人間に叡智をもたらすこともあります。

反対に、低級自然霊は、物事の善悪が判りません。

そして、高級自然霊と比べて、絶対数が多いです。

ピラミッドで例えると、頂点にいるのが神で、その絶対数は圧倒的に少ないです。

しかし、下段に行けば行くほど、893や愚連隊のような悪い魂もうじゃうじゃいます。

そういう輩は、手加減を知りません。

人間の世界と一緒で、半グレやチンピラのように、好き勝手に振舞います。

特に野狐は人間を化かすのが上手いので、まるで自分が神だ!というように振舞い、同じような波長の人間はその低級霊にまんまと騙されます。

神を拝んでるのかと思ってたら、そのフリをしたただのその辺にいる狐を拝んでたなんてことは良くある話です。

そうやって、善悪の判断もおぼつかない、やりたい放題、騙し放題の低級自然霊が跋扈すると、同じ波長の人間に憑りつき、その肉体を支配しようとし始めるのです。

憑依は実は、誰にでも日常茶飯事で起きています。

自分の心が落ちていたり腐っていたりすると、その心の隙間にスッと入り込みます。

しかし大抵の人は、一瞬ネガティブな感情になっても、すぐに切り替えて「まあ、気にしてもしょうがないからとりあえず明日からまた頑張るか!」と、心の状態が変われば自然に憑依霊が自分から離れます。

でも、ずっとクサクサしてたり、いつまでもいつまでもネガティブの沼に陥っていると、低級自然霊達は居心地が良すぎて、その肉体を離れたくないと思い始めます。

そうすると、重い憑依になって、憑かれた人間は、自分でも想像がつかないような過ちを犯してしまうことが大いにあります。

今の若い子たちは、おそらく本当の意味での「心の充足感」なんて得られなくて、とにかくイライラしてたり、ストレス過多になっていて、それを解消するために信じられないような悪戯をするんだと思います。

それは本人達の意識もあると思いますが、低級自然霊が憑依すると、その意識や行動に拍車がかかります。

そうなると、善悪もへったくれもありません。

何でもアリのような気持ちになって、集団でバカなことをやりだすのです。

そもそも、親もバカみたいで尊敬出来ないし、教師も事なかれ主義だし、電車に乗れば死んだ魚のような目をしたサラリーマンやOLしかいない。

夢も希望も持てなくて、何か悪目立ちでもして、パァーっと何もかも忘れて騒ぎたい!

そんな風に見えるんです。

それは本物の愛を知らない(大人が教えない)から。

自分は、無償の愛を受け取っているという実感があれば、あそこまでの酷い悪戯は出来ません。

そんな悪戯をする気にすらならないでしょう。

ガキも悪いけど、本当の諸悪の根源は、そんな気持ちにさせた大人や社会だと思います。

親たちももっと事の重大さを考えるべきです。

いつまでもダチとだべってないで、もっと子供をちゃんと見て下さい。

父親も、いつまでも子供みたいに甘ったれた言動はやめて下さい。

子供を持ったことの自覚をしっかり持って、自分自身ももう一度、人生を考え直そうとしてください。

親が必死で生きてる姿を観ていたら、子供は絶対に「一線を」超えません。

もし、間違って友達にそそのかされて一度や二度、悪いことをしても、やっぱり自分を愛して信じてくれている親を裏切ったような気持ちになって、罪悪感に苛まれるでしょう。

そんな思いをしたくないから、もうそんな悪戯には絶対加担せんとこうと思うものです。

子供を舐めるなよ。

ここまで酷くなった、人間の低級自然霊化を食い止めるには、神社仏閣に行くこと。

自然が豊かな場所へ、なるべく出向くこと。

そこで、親子の会話を多くすること。

神社仏閣や自然豊かな場所には、高級自然霊がいて、とても清々しい美しいエネルギーに満ち溢れているので、是非親子で行ってみて下さい。

低級自然霊は、神仏には弱いので、エネルギー値が高い場所に行くだけでそそくさと逃げていきます。

そして、人として大事なことは、親子で学び直してはいかがでしょか?

最近、あまりにもこの世のノイズが酷いので、書いてみました。

最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

では今日はこの辺で。






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