核

脳みそは木っ端微塵

ベース音に溶けてなくなった

新しく作る

新しく生まれ変わる

ここはどこだろう

朝日はしずくに差し込んで

木々は天国に寄り添って

不安定な子供が

違う人生を引っ張り出して

嬉しそうに棒切れを振る

懐かしい感触は

自然と笑顔になるみたい

あの娘はいないけど

別のあの娘はいて

あいつはいないけど

別のあいつはいて

たくさんの愛する人に囲まれて

たくさんの愛する人はいってしまったけど

共有してる別のどこか

息をしてる同じフィールド

脳みそは木っ端微塵

ベース音に溶けてなくなった

新しく作る

新しく生まれ変わる

核はいつでもここにあるさ