お金より評価が大切な世の中になる
こんな経過をたどり、お金→評価の時代になると思っている
----
科学が仕事を生み出さない(企業のビジネスモデルが崩れる)
→ 仕事がない(企業の雇用が減る)
→ 雇用されない個人が仕事をするためには、自分が"評価"されていることが必要
→ 個人が評価を得るようになる
→ 評価されている個人が企業の仕事を奪う
→ 経済の主体が、企業から個人へ移る
→ さらに、評価の重要性が高まる
→ 評価があればお金は稼げる(評価がお金より価値が高くなる)
----
もともと、資本主義では、科学によるイノベーションを広めることがビジネスだった。だから、新しい技術に投資をして新しいイノベーションを作り、そのイノベーションで生まれた価値を世の中に提供することで、お金儲けをした。
そして、そこで設けた利益をさらに開発に投資することで、安定的に稼ぎ続けることができるモデルを作った。
だが、科学によって生まれるイノベーションは、今の飽和した世の中にはもう不要だ。現に、政府がお金をばらまいても投資が増えていかない(投資をする場所がない)。つまり、新しい仕事を資本主義が生み出せていない。
そのため、社会(世界的に)から、仕事がなくなっている。企業の雇用が減り、ヨーロッパでは失業率が高くなっている。
企業に雇ってもらえないため&インターネットにより個人でのビジネスが可能になってきたため、人は個人でビジネスをやるようになってきた。
だが、個人のビジネスを成り立たせるためには、"評価"が必要。個人でビジネスをやる人は、みんな評価されようと必死になっている。そこで評価を勝ち得た人は、個人のビジネスを成り立たせられるようになった。結果、Airbnbがはやりホテルに人が集まらなくなった。
そして、企業の仕事が一層なくなる。個人が企業の仕事を奪い始めている。
そして企業に勤められなくなった人が、個人でビジネスをやり、評価の勝負をし始める。そして、評価があれば、お金を稼げるようになる。
企業同士の勝負ではなく、個人同士の勝負に移り、ますます、評価されているかどうかが重要になり、資本を持っていることより、評価を持っていることが重要な時代になってきている。
つまり、お金の時代から評価の時代に移ってきている。