資本主義に代わる生産

資本主義は、コストをかけて開発して、材料を大量に仕入れて、安くて新しい付加価値のついたものを売るというやり方だった。

でも、付加価値の伸びしろが小さくなり、大量に売れるものがなくなったため、大企業ではなく個人が作って売る時代になってきた。

ハンドメイドを売り買いするサイトが流行ってきたり、小さい企業が作ったソフトが人気だったりする世の中になったと思う。

ハンドメイド業界では、個人でやっている人がいくらいいものを作ってもたくさん売れない。そうすると、商品を欲しくても買えない人が出てくる。それを、他の誰かがパクって作って売るのだ。

そうすることで、その商品を欲しい人は、別の誰かが作る似たようなものを手に入れることができる。

また、パクった人は、何かしらオリジナリティをその商品に付加するため、もともとの商品より少しだけよくなる。それをどんどん繰り返していくことで、商品がどんどんよいものになっていく。

そういう世の中に変わってきていると思う。

関連:資本主義と民主主義と科学の時代が終わる

https://note.mu/tosshie/n/na16738414809

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