妻と縄 106.妊婦マニア
梅の花が咲き始めた二月の半ば、妊娠八カ月目に入った。
お腹はかなり迫り出しており、誰もが私に優しい。
こんなにみんなが優しいのなら、ずっと妊娠したままでいたいぐらいだ。
その日も私は朝から院長に犯され、ワギナに精液を蓄えたまま受付に座っていた。
診察室から出てきて私を見るたび、にこりと微笑む院長。
その意味深な微笑みに誰かが気付きやしないかと気が気でならない。
一週間ぶりのセックスはことのほか激しく、私たちを燃え上がらせた。
いつもは一度で終わるところを、短い時間に二度、私