真実とは??
先ほどの記事で
皆さんは真実とは
と考えたことありますか?
偉そうに言ってしまいましたので、自分の考えを少し書いてみたいと思います。
実は介護において、真実とは、すごい考えてしまうことが多くあります。
認知症の患者さまなのですが、見てる世界が違うことが多くあります。
また幻覚を見ている方なども見てる世界が違うのです。
つまり、
見てる世界が違うと、見てる真実が違うのです。
認知症の理解がある人は、何当たり前のこと言ってるの??
と思うかもしれません。
でも深く考えてしまうことがあります。
見てる世界が違うのに、自分は理解ができるのだろうか?
など考えしまいました。
また、認知症の方だけではなく、実はこれは人それぞれ、みんな違うのです。
何を言ってるの??
と思う方がいるかもしれませんので、少し話をしたいともいます。
みなさんは10進法、2進法をしっていますか??
実はPCが好きなので、これを例えて話をします。
10進法とは
0~9で数える方法です。
2進法とは
0か1かで表す方法です。
つまり10進法の2は
2進法だと10と表します。
つまり、これなのです。
10進法しか知らない人がいて、その人に2進法で表しても理解ができないのです。
同じ2なのに見ている真実が違うのです。
これにより、2進法と言う存在自体知らない人に2が10であることを説明しても意味が分からず、話が平行線になるのです・・・
自分が言いたい真実が違うとは、これのことなのです・・・
今まで、色々な話し合いをして来ました。
じつはこれが良く起こっていました。
さきほどの2進法の話ように
10進法しか知らない人に、もし2進法の方が、2進法を教えたとします。
そうすると2進法なんて知らないし、それを何に使うの??
10進法があればそれで数を表現できるんだからいいでしょ??
と言うような会話をよく聞きました・・・
2進法を使う理由を、機械では0か1でしか表せれないため、それが効率が良いんですよ??
ともし説明しても、
私たちは人間だから、使う必要性はないです。
と言われることがあります。
つまり会話にならないのです。
目的が何かによりますが、実は介護の世界では、心(精神)の部分が大きく
つまり、
その人が、どんな人生を送っていたか
で真実が違うのです・・・
難しいのです。
でもそれに寄り添って共感しあうことが大切だと教えています。
でもそれが一番大変なのですよね・・・
だから自分は真実についていつも考えています。
すいません。自分事で語ってしまって・・・
わからない表現だったらすいません。
でもでも、これで少し考えてほしいです。
実はこれが起きやすいのは、違う職種との話し合いで良く起きます。
先ほどの会話にならない話は、実は力の上下関係で良く起きます。
それでいつも、力の弱い側に立たされるとつらい目にあって来ました・・・
そのような現場が少しでもなくなることを祈っています・・・