どぶどろの天河を流る砂子こそ [随想詩・全文無料]
注目を浴びたい。
浴びたからといって、解決にはならないけどな。
そとそも解決したいわけじゃないんだ。
ただただ注目が浴びたいだけなんだ。
間違ってそんなことが起これれば、称賛だけじゃなく、侮辱も冷笑も投げつけられるだろう。
ついでに霊障だって起こるかもしれない。
けどよ、そんなことまで考えたってしょうがないさ。
飢えと渇きに支配された餓鬼が心の奥底で、ほしいほしいと叫んでるだけじゃないか。
それを霊障と呼ぶのなら、初めから俺は呪われているんだ。
呪いの上に呪いを重ねて、地